「娘が友人宅から盗んだ」衝撃的な事件を夫に伝えると…夫のド正論に妻は？ #タダより安いものはない 25

ママ友宅へ遊び行くと、たまみさんはお菓子を大量に食べ、手ぶらで来たのに残りを持ち帰るなど、非常識な行動でママ友たちに距離を置かれてしまいました。さらに職場でも同僚が差し入れたお土産をたまみさんがほとんど取ってしまい、トラブルに発展。

 

幼いころから母親に「もらえるものは全部もらう」と教えられたとおりにしていますが「一般常識を身につけなさい！」「非常識」と怒られ、孤立してしまいます。

 

その後、小学生になったまいちゃんは、新しくできた友だち・ゆいかちゃんとよく遊ぶようになりました。そんなある日、ゆいかちゃん親子が突然の来訪。「まいちゃんに大事な物を盗られた」と訴えるゆいかちゃんと、「もらった」と主張するまいちゃんで対立します。まいちゃん親子は、取ってきた物の返却を約束し謝罪したことで、和解。

 

ただ、たまみさんは、「ママだって、いつも人からもらってるじゃん」「なんでママはよくて、私はだめなの？ ママも泥棒なの？」というまいちゃんの言葉に動揺します。その晩、帰宅した夫にこの一件を伝えます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

まいちゃんが、よそのおうちで物を盗んだことを夫に報告するたまみさん。

すると夫は、たまみさんの行動に思い当たる節があり、過去にも再三注意していたよう……。改めて「まいに悪影響だからやめてくれ」と忠告したのです。

 

たまみさんは「お母さんから習った生活の知恵なの！ どこの家でも節約くらいするでしょ！？」と反論。しかし夫は、「それは節約じゃない、せこいケチって言うんだよ」と言い返したのです。

 

「たまみの背中を見て、人の物を盗んででも欲しがる子に育った。それがすべてなんだよ」

 

夫は、たまみさんの影響によるものだと、はっきりと指摘したのでした。

 

 

夫の言葉は、たまみさんにとって核心を突かれた一言だったことでしょう。身近な大人の振る舞いは、子どもの価値観として根づいていきます。それが親の言動であれば、なおさら子どもにとっての常識になっていくものです。

だからこそ、「自分の言動は今、子どもの目にどう映っているだろう」と、時には立ち止まって考えてみることが大切なのかもしれませんね。