もやしは洗う?洗わない?
結論から言うと、もやしは基本的に洗わなくても大丈夫!
市販のもやしは出荷前にきれいな水でしっかり洗われていて、衛生的な状態でスーパーに並んでいます。製造元も、そのまま調理して問題ないとしているんです。
ただし、こんなときはサッと水洗いするのがおすすめ。
・袋に「洗ってから使用」と書かれているとき
・アルコールっぽいニオイがするとき
もやしは袋の中で呼吸をしていて、その過程でツンとしたニオイが出てしまうことも……。気になる場合は、軽くすすいであげましょう。
もやしって、どうやって育ててるの?
もやしがどれだけ衛生的に育てられているかを知れば、「洗わなくて大丈夫」という理由にも納得できるはず!
まず種子をしっかり洗浄し、温水に浸けて発芽を促進します。その後、徹底的に衛生管理された工場で栽培。
出来上がったものは丁寧に洗浄され、脱水、計量、袋詰めが行われます。
冷蔵車で安全な状態でスーパーに運ばれているので、気にせず使ってくださいね。
パリッと新鮮!失敗しない選び方
もやしは日持ちしない野菜なので、なるべく新鮮なものを選びたいですよね。選び方のポイントを見ていきましょう。
・色白でハリがあり、袋ごしにパリッとした感触がある
・子葉が薄い黄色をしている
・袋の中に水がたまっていない
迷ったら、「白くてハリがあるか?」だけでもチェックしてみてください!
これはアウト!傷んだもやしの見抜き方
次のようなサインが見られたら、傷んでいる可能性大。もったいないですが、「ちょっと気になるな」と思った時点で迷わず破棄しましょう。
・袋の中に汁が出ている
・ぬめりがある
・茶色く変色している
・酸っぱいニオイがする
・触ったときにやわらかく、ハリがない
もやしを長持ちさせる裏ワザ、教えます!
もやしは、ほかの野菜よりも低めの温度で保存するのがコツ!
保存に最適なのは0〜5℃くらいなので、冷蔵庫の中でも、温度が低めのチルド室(0〜3℃)や冷蔵室(2〜6℃)に入れるのがおすすめです。
野菜室(3〜8℃)より長持ちしやすくなりますよ。
袋に穴を開けて鮮度をキープ!
たまに、消費期限内なのに酸っぱいニオイがすることってありませんか?実はそれ、袋の中の酸素不足が原因かも。
袋に爪楊枝で数か所穴を開けてあげると、もやしが呼吸しやすくなってニオイの発生を防げるといわれています。
なるべく早く使うのが一番ですが、ちょっとでも長持ちさせたいときは試してみてください。
冷凍保存でもっと長持ち!
買ってすぐに使う予定がないときは冷凍するのもおすすめ。シャキシャキ感は減ってしまいますが、スープや和え物など、クタッとしていても気にならない料理に使えます。
やり方は、買ってきた袋のまま冷凍庫で保存するだけ。開封後はチャック付きの保存袋に入れましょう。
使うときは凍ったまま加熱調理すればOKです。
もやしは基本的に洗わなくて大丈夫!
もやしは製造時にしっかり洗われているので、そのまま使って問題ありません。
ただし、ニオイが気になるときや「洗ってください」と表示があるときは、軽く水洗いしましょう。
新鮮なもやしの選び方や保存テクもぜひ試してみてくださいね。