「大好きだったのに」不安を拭うどころか…
私は、一緒に現れた2人の関係を疑い、頭に血が上りかけました。しかし、蛇野さんが動揺する私の姿を見て楽しんでいることに気付き、冷静さを取り戻したのです。
動揺を見せず、蛇野さんへナツキとの仲の良さを見せつけてやりました。
興梠さんは、自分の立場をはっきりさせるため、蛇野さんに聞こえるように、蝉川くんの母親と会ったことを話します。
『ナツくんは私のものなのに……!』
苛立ちで顔を歪めつつ、その場から立ち去った蛇野さん。興梠さんは安心したようですが、蝉川くんの反応は異なりました。
「俺のこと疑ってるよね」
蝉川くんに浮気を疑っていることを問われ、『そりゃ疑うよ……あんなに大好きだったのに』と、気持ちが冷めてしまう興梠さん。
蝉川くんからの言葉には何も言い返さず、「またバイトでね」とだけ告げ、帰るのでした。
蝉川くんから蛇野さんを遠ざけようとする興梠さんに対し、自分が疑われていることを気にする蝉川くん。好きな人を他の女性に取られまいとする興梠さんの気持ちと、亀裂が入りそうな自分たちの関係を気にする蝉川くんの気持ち。真実は明らかになる前に、2人はすれ違ってしまいました。
訳アリの様子の蝉川くんですが、興梠さんの気持ちに気付くのが一歩遅かったのかもしれません。興梠さんをつなぎとめるために今の蝉川くんができることは、きちんと興梠さんと向き合い、隠し事なしで話し合うことですね。
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