大声コンテストで優勝したことがあるほど
学生時代に野球部に所属していた夫は、大声を出して練習に励んでいたこともあり、普段からとにかく声が大きいです。
試しに地元の「大声コンテスト」に参加してみたところ、100人ほどの参加者の中でなんと1位に! ただ……夫は家の中でも外でも常に大声なので、家族としては「声が大きすぎ!」と困ることも多々ありました。
子どもを寝かしつけていたら…
娘がまだ1歳半のときのことです。ある夜、いつものように寝室で娘の寝かしつけをしていたのですが、抱っこをしても本を読んでも、娘はなかなか寝てくれません。私は次第に疲れてきて「長い夜が始まるな……」とため息をつくと、リビングのほうから奇妙な「グッグッグッ」という音が聞こえてきました。
「なんの音だろう?」と思いながらも、娘を寝かしつけようとしていると、また「グッグッグッ」という音が。娘も目をまんまるにして驚いた顔をしていました。
リビングを確認するとそこには…
音の正体を確認しようとリビングを見ると、そこにはお笑い番組を観ながらタオルを噛んで笑っている夫の姿が!
寝かしつけのときはできるだけ静かにしてくれていた夫ですが、その日はどうしてもお笑い番組を見たかったらしく、笑い声をおさえるためにタオルを噛んでいたのです。それが「グッグッグッ」という音で、リビングに響き渡り、寝室にまで。
タオルを噛んで笑っている夫を見て、娘はおおはしゃぎ。私も思わず笑ってしまい、寝かしつけどころではなくなってしまいました。結局、その日は深夜まで興奮した娘の相手をすることになってしまいました(苦笑)。
まさかタオルを噛んで笑いを堪えようとするとは、私はとてもびっくりしました。声の大きさから寝かしつけには不向きな夫ではあるものの、公園で子どもと遊ぶときには大活躍してくれるので、とても助かっています。
著者:大野肉美/40代女性・2015年、2019年生まれの女の子を持つ母。趣味はK-POPや音楽活動。日常生活のクスっと笑えるエピソードを読んだり聞いたりするのが大好き。モットーは「一日一笑」。
イラスト:アゲちゃん
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています
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