100年続くミルクブランド「木村牛乳」とは?
「木村牛乳」は福島県いわき市にある100年続くご当地ミルクブランドです。商品の種類はパスチャライズ牛乳、ヨーグルト、プリンなどの乳製品を主に扱っています。
いわき市内のスーパーならだいたい売っていますが、価格はそれぞれ変わりますので、個人的にはカフェ併設の直営店が最安値で購入できておすすめ。
とはいいつつも、正直なところスーパーのPB商品や有名メーカーと比較すると価格が高めで、地元民としては普段使いできない高級品なイメージです。
一度飲んでしまうと、また飲みたくなる美味しさ。
そのまま飲まないほうが経済的かも!?
今回は直営店に足を運び、3品ほど購入してみましたので紹介します。
殺菌方法がちがう!木村パスチャライズ牛乳
・商品名:木村パスチャライズ牛乳
・直営店価格:480円(税込)
・内容量:800ml
ミルクメーカーで牛乳の味を知らなければ始まらない…!ということで、まずは牛乳から。
大手メーカーの多くは超高温(120℃以上で1~3秒間)による短時間殺菌の製法ですが、木村牛乳は牛乳にやさしい温度(85℃で15分間)でゆっくり殺菌する方法「パスチャライズ製法」で製造しているのだそう。
そのため栄養分や体に良い菌を残しつつ、牛乳本来のコクと風味と味わうことができるそうです。
飲んでみると、特にとがったコクや濃厚さはなく「普通においしい牛乳」といった印象。
ただ、大手メーカーの牛乳と飲み比べてみるとちがいがよくわかります。 やはり木村牛乳のほうが口当たりがまろやかで、ミルク臭さがなくとても飲みやすいです。
昔なつかしい瓶タイプ「木村パスチャライズカフェオレ」
・商品名:木村パスチャライズカフェオレ
・直営店価格:180円(税込)
・内容量:180ml
今では紙パックのものが主流で、見かけることも少なくなった瓶入り牛乳。木村牛乳では昔なつかしい瓶入りタイプの牛乳・カフェオレ・フルーツ牛乳が顕在です。
瓶タイプは紙パックと比較すると匂い移りが少なく、牛乳本来の風味を味わうことができるメリットがあるのだとか。
ちなみに瓶の牛乳は、紙パックの牛乳に比べて匂い移り(紙・ロウの匂い・冷蔵庫の中の匂い)が少なく、牛乳本来の風味をしっかり味わうことができるのですよ!!!
— 木村ミルクプラント 木村牛乳 (@KimuraMilkPlant) April 23, 2025
だから瓶牛乳は美味いのだ😋😋😋 pic.twitter.com/i8gWeGCe7y
飲むとひと口目からコーヒーの風味を感じ、後味にミルク本来の甘みやコクが押し寄せてきます。
また牛乳が濃いからか口当たりは少し重めに感じますが、不思議とくどさはありません。
さらに、コーヒーのほろ苦さは牛乳の甘さでうまくコーティングしているので、お子さんでも普通に飲めると思います。
この瓶入り牛乳シリーズは、いわき市内の温浴施設にある自動販売機でも見かけますので、もし利用した際には探してみてください。
ご当地スイーツグランプリ金賞「木村とろ~り濃厚プリン」
・商品名:木村とろ~り濃厚プリン
・直営店価格:300円(税込)
・内容量:90g
・カロリー:100gあたり207kcal
2018年のご当地スイーツグランプリで金賞、味の評価審査賞、商品魅力審査賞を受賞したプリンです。
シャトレーゼや他スイーツ店と比較するとやはりお値段高めで、地元民はいただきものでしか食べる機会がないようなリッチプリンです(笑)。
プラスチック製のカップではなく瓶に入っているので、この部分が値段の高さに影響しているかも…。
フタを取ると固めなレトロプリンといった印象を受けますが、実際に味わうと固めながらもなめらかな口当たり。
商品名にあるようなとろ~りさは個人的にはあまり感じないですが、卵と牛乳のコクの相乗効果でかなり濃厚!香料などでごまかしていない自然なおいしさが◎。
また、いい意味でカラメルソースの量が少なめなのでプリンの濃厚な味をメインに楽しめます。全体を通しても万人受けするような味に仕上げているスイーツかと思います。
・リアル友人におすすめできるか度
★★★★☆
理由:木村牛乳の乳製品は、地元民からすると普段使いにはなかなか手が出ないけれど、お土産や贈答品には喜ばれます。節約に疲れたときのプチ贅沢にもおすすめ。いわき市に訪れた際にはぜひ味わってみてください。
※価格などの情報は記事公開当時のもので、店舗やエリアによって異なる場合があります。また店舗により在庫の状況も異なりますのでご了承ください。