大葉のプロが教える“飯泥棒”な一品
TBS『マツコの知らない世界』の“大葉の世界”で紹介された「大葉と薬味の米油漬け」を作ります。
このレシピを紹介していたのは「365日大葉を食べる人」佐藤光さん。大葉の一大生産地・愛知県に生まれて農協に就職し、日々SNSなどで大葉の魅力を発信しています。
そんな佐藤さんいわく、大葉をおいしく食べるポイントは“油”。
今回のレシピも、大葉と油を和えた、香り高いご飯のお供です。
マツコ・デラックスさんがスタジオで手を叩きながら絶賛した、そのレシピとは?
佐藤光さん「大葉と薬味の米油漬け」のレシピ
材料(2〜3人分)
・大葉…20枚
・生姜…20g
・みょうが…15g
・とろろ昆布…4g
・しょうゆ…大さじ2
・米油…大さじ1
・水…少量
・温かいご飯…適量
作り方①大葉・生姜・みょうがを刻む
大葉、生姜、みょうがをみじん切りにします。
大葉は数枚を飾り用にせん切りにして、よけておきましょう。
作り方②材料を混ぜる
①と他の全ての材料をボウルに移し、よく混ぜ合わせます。
とろろ昆布は固まりやすいので、ほぐしながら入れましょう。
指定のない水の量ですが、今回は小さじ2を追加しました。
味が薄くなりすぎず、昆布がほぐれるのを目安に少しずつ足して様子を見ました。
作り方③盛り付ける
温かいご飯にのせて、刻んだ大葉を添えて完成です。
日本人でよかった!薬味が爽やかな万能調味料に
香りがよく、味の主役がしょうゆなのでご飯に合う~!
とろろ昆布は調味料を吸って海苔の佃煮のような質感です。
似たような味の食べ物は思いつかないのですが、甘味や酸味がないので使いやすくて◎。
シャキシャキした大葉、生姜、みょうがは食感がよいだけでなく、噛むほどに風味が広がるのもポイント。生姜は細かめにしたおかげか、辛くはありません。
米油を入れても決して油っぽさは感じず、口当たりがよくて食べやすくなっています。
むしろさっぱり食べられるので、特に暑い季節におすすめ。
アレンジだって無限大!これも試してみて3選
色々試してみると、白いご飯のお供以外でも大活躍だったので私流アレンジ方法を紹介します。
アレンジ①しょうゆの代わりに卵かけごはんへ
正直に言います。これが一番好きでした。
卵のコクととろろ昆布の出汁感、米油漬けのシャキシャキ感が合わさって、ひと手間かけた卵かけご飯の味に。高級なお店で出てきそう……。
全部混ぜ込まずに、少しずつ入れると味の濃淡が生まれて絶品です。
アレンジ②間違いない!ワンランクアップした冷奴
間違いないのが豆腐。たっぷりの薬味としょうゆが合わないはずがありません。
アレンジ③暑い季節の定番・冷しゃぶも爽やか度120%に
続いて、冷しゃぶにオン。豚の脂のうまみと昆布のうまみで相乗効果。
脂の多い豚肉でも重たくなく食べられて、さっぱりの代表・ぽん酢ともまた違ったよさがあります。
やや塩気が強く感じたので、ご飯よりは少なめに調整してくださいね。
大葉のおいしさを味わうなら刻んでごはんにドン!
さすが大葉のプロが教えるだけあって、香りを存分に味わえるレシピでした。
火を使わずに作れて、ご飯以外にも合わせられるので、覚えておくと便利だと思います。
薬味をたっぷり味わいたい日には、ぜひ試してくださいね。