納豆を揚げるとどうなる？
料理人・笠原将弘さんのYouTube『【賛否両論】笠原将弘の料理のほそ道』。
若手料理人との納豆を使った”まかない合戦”という企画で、笠原将弘さんが「納豆かき揚げ」を作っていました。
昔訪れた居酒屋で食べた料理がヒントになっているそうで「ビールにぴったりだった」とのこと。
筆者は納豆チャーハンを作るときに炒めることはあっても、揚げるのは初めてです。
コメント欄には「美味しそう」「あっという間に食べきった」などたくさんの声が寄せられていました。
どんな味になるのか期待が高まります。
笠原将弘さん「納豆かき揚げ」のレシピ
材料（3〜4人分）
・納豆…3パック
・ニラ…1/3把
・長ねぎ…1本（玉ねぎでもOK）
・ちくわ…2本（かまぼこ、さつま揚げなどの練り物でもOK）
・大根おろし…150g
・マヨネーズ…少々
・サラダ油…適量
【A】
・卵黄…1個
・薄力粉…大さじ3
・片栗粉…大さじ4
水…60ml
今回は、サラダ油の代わりに大豆油を使用しました。
きのこやにんじんなど、かき揚げに合いそうな野菜が余っていれば、入れても良いそうです。
作り方①食材をカットする
ニラを2cmの長さに、長ねぎを小口切りにし、ちくわを縦半分にしてから1cm角に切りましょう。
練り物を入れるとボリュームも出て、食感も面白くなるそうです。
作り方②納豆を混ぜる
ボウルに①と納豆（タレをかけていないもの）、【A】を入れて混ぜ合わせます。他の野菜を追加する場合はここで一緒に合わせてくださいね。
粉っぽさがなくなって全体がまとまればOK！
ちょっとつなぎが頼りない感じもしましたが、納豆の粘り気のおかげでうまくまとまってくれました。
作り方③大根おろしにタレを混ぜる
水気を切った大根おろしに3パック分の納豆のタレ、からしを混ぜ合わせます。
作り方④揚げる
フライパンにサラダ油を入れて約170℃に熱したら、②をスプーンですくって一口大にして揚げましょう。目安は約4分。
周りがかたまってきたら、上下を返してくださいね。
作り方⑤盛り付ける
器に盛って③を添え、お好みでマヨネーズを用意したら出来上がり。
【実食】サクサク香ばしい絶品おつまみ
揚げている最中から納豆の香ばしい香りが漂って、お腹がグゥ。胃袋、準備万端でいただきます。
まずは軽く塩をつけていただくと、サクサクとした食感のあと、ふわっと納豆の風味が口の中を満たしました。
火が通ったことで粘り気は少し弱くなっていますが、その主張は健在。
ニラと長ねぎという香りの強い野菜と一緒になっているものの、不思議とケンカせず、見事にお互いを高め合っています。
味付けおろしをつければ、後味もさっぱり。からしのツンとした味わいがアクセントになって、パクパクとお箸が進みます。
そして、忘れた頃にやってくる、ちくわの食感！むぎゅっと歯を押し返すような食感が楽しくて、食べるたびにちょっとしたサプライズをくれます。
続いて、マヨネーズをちょんっとつけて一口。
味付けおろしを添えたときには爽やかで、どこか上品さも感じられたのに、マヨネーズをまとわせた瞬間、一転しました。
さらにお酒に合う味へとパワーアップし、特にビールとは、もう切っても切れない関係に！
ジャンクな魅力がぐっと前面に出てきて、どこか背徳感すら漂う味わいに仕上がったのです。
こってり好きの夫は「良いつまみになる」と食べ進め、いつのまにかお皿を空っぽに。確実に、我が家の定番おつまみに仲間入りしそうな予感です。
納豆の新境地に行きついた
揚げても美味しいんだ。食材としての納豆のポテンシャルを、改めて実感しました。冷蔵庫に賞味期限間近の納豆があるときの、新しい選択肢になってくれるはず。
冷蔵庫の残り物も活用できるので、ぜひ一度作ってみてくださいね。
笠原将弘さんのレシピはまだまだたくさん！
今回紹介した「納豆かき揚げ」以外にも、料理人・笠原将弘さんのYouTubeチャンネル『【賛否両論】笠原将弘の料理のほそ道』には食欲そそられるレシピがたくさん紹介されています。
ぜひのぞいてみてくださいね。
