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私のマタニティパジャマを勝手に着る義母「なんで!?私はアレしか着られないのに…」まさかの理由にあ然

家族仲がいい義実家では、なんでも貸し借りをするのが当たり前。自分の服を他の兄弟が使うことは日常のようです。そんな中、ある年の連休に妊娠10カ月の私は義実家に泊まることになりました。しかし、持ってきたマタニティパジャマが見当たりません……。ふと見ると、そこには義母の衝撃の姿が!

 

なんで義母が私のパジャマを!?

夫は5人兄弟の長男。義実家は兄弟5人と義父母の7人の大家族です。いつも夜中まで家族みんながリビングで話しており、結婚のあいさつで初めてお邪魔したときは仲のよさに驚きました。私の実家では食事以外の時間は自分の部屋で過ごすことが多く、仲は悪くないものの義実家ほどずっと一緒にいることはありません。そんな義実家では、私物を貸し借りするのが当たり前。スマートフォンの充電器、文房具、服、靴など……名前を書かずに置いているものは誰でも使っていいというのが、暗黙のルールのようでした。

 

第1子妊娠中のとある大型連休前、夫が「子どもが生まれたら忙しくなるし、ゆっくり連休を過ごせるのは今年までだから、実家に2泊したい」と言うので、義実家におじゃますることに。当時、私は妊娠10カ月。おなか周りがゆったりした服しか着られないので、マタニティ用のスカートやパジャマを持って義実家に行きました。

 

しかし、みんなで夕飯を食べて、おしゃべりも楽しみ、そろそろ寝ようかと思ってパジャマを探すと、私のマタニティパジャマが見当たりません。「たしかに荷解きをして、部屋の隅に置いていたのに……」と思って探していると、そこに義母が私のマタニティパジャマを着て登場したではありませんか! そして義父に「どう? 似合ってる? マタニティパジャマってサイズが大きいし、よく伸びて着心地がいいわ~」と笑顔で披露しているのです。

 

まさか妊娠していないのに義母が私のマタニティパジャマを勝手に着るなんて思わず、とっさに言葉が出ませんでした。夫がすぐに「返せよ! 勝手に着るな」と言ってくれましたが、義母は反省する様子もなく「ちょっと借りただけじゃない、冗談よ! 家族だし、別にいいじゃない」と言って機嫌を損ねてしまいました。

 

家族になったといってもまだ1年ほどで、私は義理の家族には気をつかいますし、義実家の風習にも馴染めていません。ましてや、服の貸し借りなんてよっぽど仲良くないと私にはできません。私のマタニティパジャマだとわかったうえで勝手に使い、悪びれる様子もない義母に嫌悪感を抱くようになってしまいました。出産後も、義実家に行くたびにこの出来事を思い出して、忘れることはできません。

 

家でのルールは家庭ごとに違うもの。郷に入っては郷に従えとは言いますが、受け入れることができない習慣もあるなぁと実感しました。私もわが家のルールを当たり前と考えず、将来子どもがパートナーを連れてきたときには、相手の気持ちに配慮して行動するようにしようと思った出来事です。
 

 

著者:天野朋美/20代・ライター。おしゃべりが大好きな2歳のひとり娘を育てるママ。ライターをしながら、平日はワンオペ育児中。映画鑑賞とカフェ巡りで、日々のストレスを発散している。

 

作画:Pappayappa

 

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年4月)

 

 

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