その後、ハルさんへの嫌がらせなどの悪事が露見し、フユミさんは結局雇用契約打ち切りに。さらに夫からも離婚を迫られ、娘にも見捨てられ、仕事も家族も友人も失ったフユミさんは、順風満帆なハルさんへの恨みを一方的に募らせ、家や職場をゴミだらけにしたり、家に侵入し鉢を破壊するなど悪事を尽くします。
そして、卒園式の日にまたもや事件が発生! なんとフユミさんが「ユキエの卒園祝い」と言って、打ち上げ花火を始めたのです。しかもこの行動の理由を「私が一番目立ちたいから」と話すフユミさんの発言に、保護者一同あ然としてしまいます。
結局、卒園式は中断。フユミさんは警察官に連行されました。
すぐに釈放されることになり、顔色を変えるフユミさん。どうやら行くところもお金もないため、警察署に泊まるつもりだった様子。自分勝手な言動を繰り返すフユミさんに、警察官は「このままだとひとりぼっちになりかねない」と諭しますが……?
ひとりぼっちになりたくない自己中ママの都合良すぎる解釈
あれ、私ってヤバイ人?
最近「やめて」しか言われてない……
ようやく自分の置かれている立場を理解したフユミさん。
「人に与えられる人間にならないと」とアドバイスを受けますが、警察官の言うとおり、最近人から感謝されたことはありません。
そんなときフユミさんの脳裏に浮かんだのは、ハルさんたちをはじめとするママ友のこと。「ママ友がいればギブアンドテイクできる!」と都合良く解釈したフユミさんは、警察官の話を最後まで聞くことなく、さっさと帰ってしまったのでした。
またもや、ひとりぼっちにならないための手段としてママ友を利用しようとしているフユミさん。与えることの大切さを説かれながらも、自己中心的な発想からはまだ抜け出せていないようです。
人との関わりは打算や損得ではなく、思いやりや信頼のうえで成り立つもの。ひとりぼっちになりたくないのなら、見返りを求めず相手の立場に立って行動する必要性も、フユミさんはきちんと理解すべきかもしれませんね。
つきママさんのマンガは、このほかにもブログで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね。