しかし、店員さんによれば防犯カメラがは作動していないというのです。勝太くんママは「残念でしたぁ!」と勝ち誇りますが……。
さらなるイタズラの発覚が招く展開
ひとりの男性客があらわれ、売り物にならなくなった商品を店員さんに差し出しました。
そして、そばにいた勝太くんにも聞こえるような声で、商品がどうなるかを尋ねたのです。店員さんが「申し訳ありません、こちらは処分いたします」と謝罪すると、男性は勝太くんのほうへ向き直り、まっすぐな言葉で、行動を改めるよう促し始めるのでした。
これまで「やっていない」と言い張っていた勝太くんでしたが、新たに現れた目撃者の男性に諭され、さまざまな人に迷惑をかけていることを、少しは自覚したようですね。
男性は当事者である勝太くんに向き合うことで、「子どもであっても、自分の行動には責任を持つべきだ」という思いを伝えようとしたのではないでしょうか。
ルールやモラルに反する行動に対して、子どもであっても「それはいけない」とはっきりと伝えることは、善悪の区別や、社会の中で生きていくためのルールを教えるうえで、とても大切なこと。頭ごなしに叱るのではなく、男性客のような注意の仕方を心がけたいものです。
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