言い返す勝太くんママに対して、男性は冷静に「常識のなってない親」と指摘し、毅然とした態度で諭します。
問われる“親の後ろ姿”
男性は、勝太くんがこれまでにしたいくつものイタズラを挙げ、「どうしてこんなことをしたのか」と本人に問いかけます。しかし、勝太くんはうつむいたまま、何も答えようとしません。
さらに男性は、勝太くんママに対しても、迷惑をかけたのなら、買い取るなどの誠意を見せるべきではないか、と問いただします。
それでも母親は、わが子の非を一切認めず、何事もなかったかのようにその場を立ち去ろうとするのでした。
勝太くんママの対応からは、なんとかその場をやり過ごしたいという思いが感じられます。わが子をかばいたい一心なのかもしれませんが、かえって子どもに「逃げれば済む」といった誤った学びを与えてしまう恐れがあります。
子どもが善悪を学び、信頼される大人へと育っていくためにも、周囲に迷惑をかけてしまったときには、親が誠実に対応する姿を見せることが大切ですね。
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