海外で予定外の生理!
新入社員として入社し、初めての社員旅行はハワイでした。初の社員旅行、しかも行き先がハワイでワクワク! 旅行のときに気がかりなのは生理ですが、私の場合、もともと周期は安定していて、次の生理日は旅行が終わってからの予定でした。そのため、特になんの備えもなく、念の為にナプキン1枚だけをかばんに入れて出発しました。
ところが旅行2日目、ホテルを出て海に向かうところで突然、違和感が……。その日はみんなでバナナボートやシュノーケリングをする予定で、とっても楽しみにしている日でした。まさか!?と思ってトイレに行くと、なんと生理がきているではありませんか! 予定より1週間も早い生理でした。
生理用品を貸してくれる先輩が!
突然の生理、ナプキンは1枚しか用意していないですし、そもそも生理では海に入れません。
仕方がないので海に入ることは諦め、海辺でゆっくりしていようと考えました。そして海辺までの道中、歩きながら女性の先輩たちに突然、生理がきてしまったことを伝え、生理用品を持っていないか聞くことに。
すると、みなさんとても心配してくれて、一気に全女性社員に情報が拡散。生理用品を多めに持ってきているという方がいて、私は助けられました。
しかし、渡されたのは……タンポン!
初タンポンは超難しかったけれど…
これまでタンポンを使ったことがなかった私。使い方も何となくしかわかっていませんでした。すると、その先輩は「初めてのタンポンだと失敗しちゃうかもしれないから、念のため」と、タンポンを2つ貸してくれました。私はその気づかいに感謝しつつ、とりあえずタンポン2つを握りしめて海辺のトイレへ。
トイレでタンポンを入れようとした私は、説明書を読んでも入れ方がイマイチわからず、またもやプチパニックに。その後、落ち着いて、1つ目のタンポンをまず触ってみて仕組みを理解し、2つ目にもらったタンポンを無事に装着することができました。結果、2つお借りして、本当によかったです!
このときは、先輩女性にタンポンを借りることができたので無事にマリンスポーツも楽しめましたが、やっぱり旅行のときには生理用品の準備は必須だと思いました。
そして、海やプールに行く予定のときは、タンポンを持っておいたほうがいいとも思いました。焦ることを見越して、タンポンを2つ貸してくれた先輩には、本当に感謝しています。
著者:よっちゃん/女性・主婦
イラスト:アゲちゃん
監修:助産師 松田玲子
医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダー、ムーンカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
※タンポンの過度な長時間使用はトキシックショック症候群(急な発熱、吐き気、めまい、失神などの症状)を引き起こす可能性があるため、パッケージ等に記載されている時間や使用方法をしっかり守りましょう。
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています
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