朝、義母の部屋に行ったまる子さんは「ずっと頼みたいことがあって」と義母から声をかけられました。どうやら義母には気になる防災グッズがあるらしく、値段を調べてきてほしいとのこと。まる子さんは、新たな防災グッズを買い足すよりももっと現実的な備蓄をしたほうがいいと思い、そう伝えたものの義母には響かず。結局、値段を調べて報告することになりましたが、報告後に義母からの反応はなく……。いったい何だったのか、謎のままです。
どっちなの!?
先月、義母からこう言われたので、加湿器を出したのですが……。
今日、夫と部屋を訪ねると、今度は湿度が高いと言われてしまいました。
矛盾する訴えに、夫が少し煙たそうに文句を言うと……。
義母、ご立腹です。
理不尽な言い分に、夫はすかさず反論してくれました。
ちなみに、義母はリビングまでやってきて温湿度計を確認します。義母の部屋にも大きくて見やすい温湿度計はあるのですが……。
部屋のサイズと加湿器のパワーが合っていないのか、義母の部屋はたしかに乾燥しているようです。でも、義母が言うように戸が重く感じるのも事実。
ただでさえ乾燥しているのに、窓を開けていて室温が下がり、エアコンが稼働して余計に乾燥しています。これじゃあ口が渇くのも納得。ちなみに戸は、夫が外してゴミを取ってくれたら、重く感じなくなりました。単純に綿ぼこりが原因だったようで、無事に解決です。
先月、義母から「口が乾燥してカラッカラだから、なんとかしてちょうだい」と言われていたため、部屋に加湿器を出していました。しかし、今日夫と一緒に義母の部屋に行くと「湿度が高くて部屋の戸が重い」と言われてしまいました。
その言葉に、夫が少し煙たそうに「加湿器つけろとかエアコンつけろとか、いったいどっちなんだよ……」とつぶやくと、「別に誰かに言ったわけじゃない」と義母はご立腹。さすがに無理があるその言いわけに、夫がすかさず反論してくれました。
ただ、義母の言うように部屋の戸は私も重いと感じたので、夫にもそう伝えました。でも、湿度計を確認すると、どちらかといえば乾燥しているくらいなので、原因は湿度ではなさそうでした。その後、夫が戸を外してゴミを取ってくれて、戸が重い問題は解決しました。どうやら原因は綿ぼこりだったようです。ちゃんと掃除はしていたんだけどな……。
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義母が快適に過ごせるよう、ひと言何か言われれば対応していたのに、それを「誰かに言ったわけじゃない」と言われてしまうと、ちょっとカチンときてしまいますよね。それを代わりに夫が怒ってくれて、まる子さんも心強かったと思います。ひとりで義母の介護に向き合っているわけではないと思えるだけでも、気持ちの負担は軽くなるのではないでしょうか。
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