気温が低く、雨や曇りで天気も悪い。そんな日は、外に出るのもおっくうになります。長男が1歳のとき、家という狭い空間の中、2人きりでどうやって過ごせばいいのだろうかとよく悩みました。そんな私も、今や3歳と1歳の兄弟の母。1歳の次男とのリアルタイム家遊びについてお伝えします。
図鑑はひとりで、絵本や紙芝居はママと一緒に
現在、1歳5カ月の次男。小学館から出版されている「まどあけずかん のりもの」という、指でめくって遊ぶことができる図鑑が特にお気に入りで、彼はひたすら自分でめくって遊んでいます。
飽きてくると、今度は「これ読んで~」と絵本を私のところに引きずって持ってくるので、時間があるときは付き合ってあげます。図書館で紙芝居を借りてくることも多いです。まだ途中で集中力が切れてしまいますが、喜んで眺めています。
家にあるものを使って創作遊びを楽しむ
アパート暮らしのため、収納スペースの関係上、おもちゃを増やしたくない私。ある日、家にあるペットボトルを並べて、ガムテープを投げてボーリングのように遊んでみました。ピンに見立てたペットボトルをガラガラ~ンと倒すだけで子どもは「ギャハハ~!」と上機嫌に。
また、ある日は布でバッサバサ風を送ると、これも「ギャハハ~~!」と楽しんでいました。ちなみに、途中から3歳の長男に「こうすると笑うんだよ~」と言って、次男を任せてちゃっかり休憩に入る私です。
ハイハイレースやリトミックもどきを開催
家に何もないときでも、体を使う遊びを楽しんでくれました。ノリノリな音楽を流して一緒に踊ったりすることも。ちなみに、次男のお気に入りはビヨンセです。私が好きなので、次男も自然と好きになったようです。
また、家の中をひたすらハイハイで追いかけ回す遊びをすると、「ギャハハ~!」と上機嫌に。ハイハイと笑い疲れで、ぐっすり昼寝してくれます。ちなみに、この場合も途中から長男に「追いかけ回してごらん!」とバトンタッチ。またもやちゃっかり休憩する私でありました。
「家遊び」と名付けていいのか? というぐらい適当ですが、「遊ばなきゃ!」と意気込むと、苦しくなってくることを長男で経験したので、簡単なことでも子どもが室内で楽しく遊べるならいいのではないかと思っています。「空のペットボトル」でさえ興味津々でいじり続ける次男。これも立派な家遊びだと私は思っています。
著者:吉田麻里
関西在住。1歳と3歳の兄弟を育児中。夫は激務で、実家は遠方、いわゆるワンオペ育児を遂行中。趣味は、お金をかけずに楽しむ方法を模索すること、街歩き、日本酒のきき酒。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。ペットボトルで遊ばせる際にはキャップの誤飲等にご注意ください。お子さまが遊んでいる間はそばで見守るようにしましょう。