ある日、ユウくんが発熱。病院付き添いを申し出たゆういちさんは、不倫相手に会えることを喜んでいます。
浮ついた夫の欲望を優先する行動
子どもの診察後、発熱している息子を気にもかけず、リナさんとランチの約束をしたゆういちさん。
自宅で留守番中のさきさんは、夫と息子の帰りが遅いことを心配しているのでした。
子どもの体調を気遣うはずの場面で、父親としての責任を放棄し、自分の欲望を優先する行動には驚きを隠せません。親として最も大切にすべきものは何か。それを見失った瞬間、困るのは本人ではありません。誰よりもつらいのは、ないがしろにされた子どもです。
特に、車内に子どもをひとり残す行為は、たとえわずかな時間でも極めて危険です。車内温度は短時間で急上昇し、熱中症によって命を落とす可能性もあります。実際に死亡事故も起きており、こうした行為は、故意・過失を問わず、児童虐待防止法や刑法(保護責任者遺棄致死傷など)に抵触するおそれがあります。どんなに短時間であっても、必ず子どもを同伴し、車内に置き去りにしないでください。
家族とは、互いに寄り添い、支え合うもの。失ってから気づいても取り返しがつきません。自分本位な行動で、本当に守るべきものを見失わないようにしたいですね。
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