レンジで簡単!濃厚×さっぱりなす料理
NHK『きょうの料理』で料理家・栗原はるみさんが紹介していた「冷やしなすのごまソース」。電子レンジを使ったお手軽レシピです。
練りごまを使ったソースと青じそ、みょうがを合わせているから濃厚なのに後味さっぱり。
冷蔵庫で冷やす時間が必要なので、食べる1時間前には作りはじめましょう。
栗原はるみさん「冷やしなすのごまソース」のレシピ
材料(4人分)
・なす…4個(350g)
・みょうが…少々
・青じそ…少々
【ごまソース】
・練りごま(白)…大さじ2
・砂糖…大さじ2~2+1/2
・しょうゆ…大さじ2
・酒…大さじ1
・酢…大さじ1
・すりごま(白)…大さじ3~4
分量通り作るとごまソースが多いので、使い切りたい方は半量で作るのがおすすめ。余ったものは冷やし中華やサラダなどにも使えますよ。
※本レシピには非加熱のアルコールが含まれています。お子さんや妊娠・授乳中の方、アルコールが合わない方は、酒を加熱して煮切ってからご使用ください。
作り方①なすを切って電子レンジで加熱する
なすはヘタを取って縦半分に切り、3分ほど水にさらして水気をきります。
ペーパータオル(電子レンジ用)を敷いた耐熱皿に並べてラップをし、600Wの電子レンジで4〜5分間加熱しましょう。
そのまま少し蒸らしてから半分の長さに切り、さらに薄く切ります。ペーパータオルに包んで水気を軽く絞り、冷蔵庫で冷やしましょう。
ギュッと力を入れるとなすの形が崩れてしまうので、優しく扱ってくださいね。
作り方②みょうがと青じそを切り、【ごまソース】を作る
みょうがは小口切り、青じそはせん切りにします。
練りごまにほかの材料を順に加えて混ぜ、【ごまソース】を作ります。練りごまがダマになりやすいので、液体の調味料は少しずつ加えてその都度しっかり混ぜましょう。
最後に、お皿になすを盛って【ごまソース】を適量かけ、みょうがと青じそをのせたら完成です。
トロトロ食感がたまらない!夏のコク旨おかず
電子レンジで加熱したなすはトロットロ。噛むとジュワ〜ッとやさしい味わいが広がります。
ごまをダブル使いしたソースは香ばしくてクリーミー。コクのある“練りごま”と、風味豊かな“すりごま”を組み合わせたことで、ガツンと濃厚な味が楽しめます。
正直、ごまソースって重くて飽きそう……と思っていたのですが、良い意味で裏切られました!あとからふわっとやってくる甘さとお酢のキレが絶妙で、上品な味わいなんです。
そして最後に追い打ちをかけてくるのが、青じそ&みょうがの清涼感。シャキシャキ食感もプラスされて、一気に爽やかさが増します。
コクがありつつもサッパリ食べられるので、これからの季節に重宝するはず。なすをまとめ買いしたときは作り置きするのも良いですね。
【おすすめアレンジ】余ったソースはバンバンジーに
ごまソースがたくさん余ったので、バンバンジーにかけてみました。しっとり淡泊な鶏むね肉にごまの深い旨みが絡み合い、ずるいくらい美味しいんです。
ソースに豆板醤や唐辛子、ラー油を加えるのもおすすめ。ピリッとした刺激がプラスされ、また違った味が楽しめます。
市販のごまだれも便利ですが、自分好みに調整できるのが手作りならでは。練りごまとすりごまがあれば、簡単に作れるのはありがたいですね。
なす料理の新定番
さすが栗原はるみさん。電子レンジを使ったお手軽レシピでも、上品さを忘れない確かな味でした。
冷やす時間さえ見越しておけば工程は簡単なので、我が家の定番レシピになりそうです。