隠し味も一緒に包みこむのだ
テレビ朝日『家事ヤロウ!!!』で料理研究家・和田明日香さんが紹介してくださったレシピです。ニラと卵を一緒に炒めるのではなく、卵で包み込むのですよ。
しかも、味付けらしい味付けが見当たらないので不安を感じる&チャレンジしたくなる作り方。早速ご紹介していきたいと思います。
和田明日香さん「ニラ卵包み」のレシピ
材料(作りやすい分量)
・ニラ…1束
・サラダ油…大さじ2
・乾燥小えび…適量
・卵…4個
・マヨネーズ…大さじ2
・コショウ…適宜
とてもシンプルな材料ながら、ん?と思う食材がふたつ。乾燥小えびとマヨネーズ?どんな風に使うのでしょうか。そして塩とかさ、味をつけるものがないんだけど!?
※コショウは写真に載っていません。
作り方①ニラを準備する
ニラを3cm幅に切ります。ニラは端までおいしいから捨てるところなしっていうのも嬉しいですよね。
作り方②ニラと乾燥小えびを炒める
フライパンにサラダ油大さじ2をひき、乾燥小えびを入れて中火で熱します。ふわーっとえびのいい香りがたちました!なるほどこれはいい味が出そうではありませんか。
えびの香りが出たところで、ニラを入れて軽く炒めます。
ニラの根元部分に火が入ったかな、というタイミングでお皿に一度出しておきます。
作り方③卵液を作り、フライパンで焼く
ボウルに卵とマヨネーズを入れて混ぜておくのですが、これがお箸だとどうにもうまく混ざりません。
小さい泡立て器だとムラなく混ぜられました。マヨネーズなので、卵に酸味と油分が入ったようなものかと。
そういえばオムライスを作る時などにも卵にマヨネーズを混ぜるレシピを見かけますね。心なしか卵だけの時よりも、丈夫になり、ふんわり仕上がる気がします。
フライパンにサラダ油(分量外)を加え、強火で熱したら卵液を入れます。4個分はなかなかの分量なので、火が通った部分を寄せるようにして全体に火を通しました。
ニラをフライパンに戻してすぐに火を止めます。
作り方④卵で包み、コショウを振りかけたら完成!
卵でニラを包むようにお皿に盛り、コショウをかけたら完成です。
ふんわり卵の中に、味わい深いニラと小えび
最後まで、塩味ないけど大丈夫か、と不安だったのですが、結論から言いますと、全く問題ありませんでした。不思議。
もちろん全体的に薄味であることは間違いないのですけれど、それが気にならずにいただけるのです。
乾燥小えびは、出汁を取る時間がない時に、味噌汁の具として加えると、それだけでうま味がぐっと出てくることを最近発見したばかりなので、改めて大納得。
こいつがいい仕事をしてるんですよー。ほんと。
そしてマヨ入りの卵はやはりフライパンで包む時にも安定感があるし、ふわっふわに上手に仕上がる気がしました。卵そのものにもこれで味が入っているのですよね。
上品な大人の味わい
濃いめに味をつけて白いご飯と一緒にわしわし食べるニラたまも、もちろん最高なのですが、今回作ったレシピは、ひと味違う大人な印象のひと皿となりました。
とりあえずご飯はなしで、炒めたニラの味とふんわり卵、そして隠れているえびの風味をじっくりゆっくり味わってみてください。お酒が欲しくなっちゃいますねぇ。
見た目は限りなく卵焼き?オムレツ?なのに、ニラたまってところも楽しいです。
作り方はとても簡単。予算が厳しい時にも贅沢な気持ちになれる『家事ヤロウ!!!』で紹介されていた「ニラ卵包み」、ぜひ一度作ってみてくださいね。