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双子ベビーカーで感じる無数の視線→「あなた、大変だとは思うけど…」見ず知らずの人にかけられた言葉に驚き!

双子の息子たちが、まだ1歳になる前のころのことです。双子のお散歩といえば、支度をして、大きな「2人乗りベビーカー」を準備して……。近所に出かけるだけでもひと苦労でした。そんなドタバタの中で出かけたある日のお散歩で、私は思いがけず“特別な体験”をすることになったのです。

2人乗りベビーカーはとにかく目立つ!

息子たちをベビーカーに乗せて出かけると、必ず声をかけられました。
「あら、双子ちゃん?」
「そうなんです〜」
このやり取りは毎度のこと。「どっちがお兄ちゃん?」の質問も、すっかり慣れっこに。

 

一方で、双子の片方だけを連れて出かけるときは、ほとんど声をかけられることがありませんでした。だからこそ、「2人乗りベビーカーって、こんなに目立つんだ」ということは、双子のママになってみて初めて気づきました。

 

双子でも顔があまり似ていない息子たちですが、同じ服を着せて並んで座らせるだけで、一気に“双子感”が出ます。周囲の方からのにこやかな視線を盛大に浴びるお散歩の時間は、大変な双子育児の中で、私の心を解放しリフレッシュさせてくれるひとときでした。

 

 

視線のあとに浴びたものは…

さらにうれしかったのは、息子たちだけでなく、ママである私にも励ましの言葉をいただけたことです。


「1人育てるだけでも大変なのに、すごいわ」
「外に連れてきてあげて、えらいね」
「大変だと思うけど、ママも体に気をつけてね」

 

見ず知らずの方たちから、こんなふうに褒めてもらえるなんて……。お散歩のたびに、たくさんの「ポジティブシャワー」を浴びることができ、それはまさに双子ママの特権だと感じました。

 

 

育児をしていて、これほどポジティブな言葉をもらえる経験は、この先もうないかもしれない――ふと、そんなふうに思った私。息子たちは赤ちゃんのころに多くの方から声をかけてもらったおかげか、あまり人見知りせずに育ちました。

そして、あのときのお散歩でいただいた数々の「ポジティブシャワー」は、現在小学4年生になった息子たちの土台になっていると同時に、今も育児に奮闘中である私自身の“心の支え”にもなり続けています。

 

 

著者:塩田 いと/40代女性。2016年生まれの双子の息子たちを育てる母。保育士として11年勤務した経験を持ち、現在はパーキンソン病の父が暮らす実家と自宅を行き来しながら、育児体験や街のスポット紹介の記事を執筆中。趣味は旅行、モットーは「一期一会」。

 

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年6月)

※AI生成画像を使用しています

 

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