大好きなキャラのバスボールに大興奮!
娘と一緒にスーパーへ買い物に行くと、お気に入りのキャラクター関連の商品にすぐ反応します。お菓子はもちろん、歯ブラシやボディソープ、ばんそうこうなど、シリーズ商品は何でも欲しがるので、毎回スルーするのが大変。バスボールもその一つだったのです。
ある日、夫がそのバスボールを買って帰ると、娘は案の定大喜びで、お風呂場へ直行しました。ところが、夫が袋を開けると得体の知れない丸い物体が出てきたので、さっきまでの笑顔が一変、不安げな表情になった娘。
そんな反応もかわいいなと私が見守る中、夫がバスボールを湯船に入れ、しゅわしゅわ〜と泡立ち始めると……。
娘のまさかの反応に思わず…
娘は「いやーーー!!」と大号泣! 初めてのバスボールに驚き、さらにお湯の色が変わったことにも怖がって泣いている様子。
そうこうしているうちにバスボールが溶けて、泡の中から大好きなキャラクターの人形が見えてきました。すると娘は、恐る恐る指でつかみ、「いやーーー!!」と再び叫びながら、浴槽の外に投げ捨ててしまったのです。
床に転がったキャラクターに向かって「バイバイ!」と何度も手を振る娘。その予想外の反応に、私は夫婦は思わず笑ってしまいました。
娘が喜ぶだろうと思って買ってきたバスボールでしたが、突然しゅわしゅわと泡立つ様子やお湯の色の変化など、初めての体験で娘を驚かせてしまう結果に。親は良かれと思ってしたことでも、子どもにとっては予想外の状況で、怖がらせてしまうこともあるのだなと学んだ出来事でした。ちなみに3歳ごろに再チャレンジすると怖がることなく、すっかりバスボールを楽しめるようになっていました!
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バスボールは見た目も楽しく、お風呂時間を盛り上げてくれるアイテムですが、使用には注意が必要です。製品によって異なりますが、多くのバスボールは対象年齢が3歳以上とされています。小さな子どもが使用する場合は、必ず保護者がそばで見守り、安全に配慮しながら楽しむことが大切です。
また、バスボールの中に入っているカプセルやおもちゃはサイズが小さいものが多く、誤飲のリスクもあります。直径39mm以下(トイレットペーパーの芯を通る大きさ)のものは誤飲の恐れがあるため、赤ちゃんや小さな子どもには絶対に渡さないようにしましょう。誤って口にしないよう、手の届く場所には置かないといった配慮も重要です。
楽しいお風呂タイムを安全に過ごすためにも、対象年齢や使用環境に気をつけて、子どもの反応を見ながら取り入れていきましょう。
著者:青山 いずみ/30代女性。2018年と2020年生まれの年子姉妹のママ。長女が小学校に入学するタイミングで引っ越しに伴い保育士を退職し、現在はライターとして活動中。週末はボーリングやキャンプ、サイクリングなど子どもと一緒にアクティブに遊ぶことが大好き。
イラスト:キヨ
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年6月)