『みゆき食堂』
・住所:東京都清瀬市松山1-9-18
・アクセス:西武池袋線 清瀬駅 徒歩2分
清瀬駅からは徒歩ですぐの小さな商店街の中にあり、引き戸を手で開けるとそこは大衆食堂です。
お酒でのトラブルが多かったのか、お酒をすでに飲んで来た人は入店お断り、大声で騒ぐなども禁止という貼り紙を読むように促されます。
もちろん、今回はお酒じゃなくて定食を食べにきたので、気持ちよく席に通してもらいました。
席の後ろの壁一面には、ドラマで見た通り黄色い短冊にメニューがびっしり貼ってあります。お店の人は全部メニューを覚えているんだろうか・・・という余計な心配をしてしまいますが、ともかく圧巻です。
五郎さんじゃなくてもメニューの多さにいろいろ迷ってしまいましたが、肉野菜イタメ定食990円と大根煮400円を注文しました。
「みゆき食堂」は隣の焼き鳥屋ともコラボ!?
注文した料理が出てくるまでしばらく待っていると、他のお客さんが店員さんにお皿をもらって店を出ていくではありませんか。
疑問に思っていると、しばらくして帰ってきた手には焼き鳥がのったお皿をもっていました。
そういえば店の隣にテイクアウトの焼き鳥屋さんがありました。
孤独のグルメではお店の人が焼き鳥をお皿にのせて五郎さんのテーブルに運ばれていましたが、このごろはお客さんが自ら焼き鳥屋に行くスタイルになったのですね。
うーん、なんだか面白い。
普通の2倍はある!ボリューム大の肉野菜“イタメ”
さて、お待ちかねの肉野菜イタメ定食が運ばれてきました。(お店のメニューは”炒め”ではなく”イタメ”と表記されていました)
そのボリュームにびっくりです!
大皿にこんもりと肉野菜イタメが盛られています。これを全部食べたら、食物繊維が1日の摂取量を超えると思われます。
ひと口食べると、シャキシャキで炒め加減が抜群です。
少々薄めの塩味で、このボリュームを食べるには味変が必要と判断し、途中で卓上に置いてある醤油や中濃ソースを変わるがわるにかけて楽しみました。
なぜかバーベキュー飯を思い出しました…。
「みゆき食堂」おすすめは、出汁がしみしみの大根煮
一緒に注文した大根煮ですが、厚みのある大根が3個と、ブリが盛られています。ブリ大根だったんですね。
隣のお姉さんが思わず「美味しそうですね〜」と話しかけてきてくれました。
いえいえ、そういうお姉さまこそ目の前にあるナポリタンがすごく美味しそうですよ。
大根を口の中に入れると甘い煮汁がじゅわ〜っと染みだしてきました。
お、おいしい〜!!今まで食べた大根の煮物の中でNo.1です。
大根が食べ終わるまで、じゅわ〜という幸福を何度も噛みしめていました。
お店の人も「食べきれる?」と心配してくれましたけど、美味しくて全部食べてしまいました。
肉野菜イタメと大根煮でお腹パンパンになってお店を出ました。まあでもほぼ野菜だからいいか、などと言い訳を作りつつ、帰ったのでした。
昭和の雰囲気とデカ盛りの美味しい定食が食べられる「みゆき食堂」に、あなたもぜひ行ってみませんか。
※価格などの情報は記事公開当時のもので、在庫の状況も異なりますのでご了承ください。