ひと味違うおしゃれなポテサラ
NHK『きょうの料理』の中で料理家・栗原はるみさんが紹介してくださったレシピです。ポテサラ、と聞いて通常連想する具材が入っている様子が全くありません。
そう、マヨネーズすら入ってないのよ。えええ!?
どんな味に仕上がるのか楽しみですね。作ってみた様子、実食した感想をご紹介したいと思います。
栗原はるみさん「クリーミーポテトサラダ」のレシピ
材料(4人分)
・新じゃがいも…3〜4個(500g)
・生クリーム…1/2〜3/4カップ(100〜150ml)
・コンビーフ(缶詰)…1/2缶(40g)
・グリンピース(さやから出す)…カップ1強(正味150g)
・レモン(大ぶりに切る)…適量
・塩…適量
・こしょう…適量
・バター…20g
グリンピースは80g程度で400円超えだったため、値段にビビって1パックのみ購入。スナップエンドウで足りない分を補う作戦です。
作り方①じゃがいもをゆでる
じゃがいもは4等分に切り、サッと水で洗います。
元レシピに指示はありませんでしたが、今回じゃがいもは皮をむいて使用しました。
鍋に入れてかぶるくらいまで水を加え、中火にかけてゆでていきましょう。煮立ったら弱火にしてふたをし、やわらかくなるまで10〜15分間ゆでます。
13分ほどゆでました。竹串でチェックしたところ、すっと通ったのでOKです。
新じゃがは普通のものより早くゆで上がる気がします。若くて瑞々しくてやわらかいのよね。
ゆで汁を捨て、再び弱火にかけて残った水分をとばしましょう。
作り方②じゃがいもをつぶし、生クリームとコンビーフを混ぜて調味する
火を止め、熱いうちになめらかになるまで木べらなどでつぶします。
つぶし加減はお好みですが、少し塊が残るくらいがおいしいとアドバイスがあったので、少し塊を残してみました。
ちなみに我が家にはマッシャーがないので、いつも大きめのフォークを使いますが、全く問題なし!
生クリームを加えてまんべんなく混ぜます。
ほぐしたコンビーフを加えて全体に混ぜ合わせ、塩・こしょう各少々で味を調えました。
作り方③グリンピースをゆでて炒める
グリンピースは塩少々を加えた熱湯でやわらかくゆで、ざるに上げます。
フライパンにバターを中火で熱し、グリンピースをサッと炒め、塩・こしょう各少々で味を調えましょう。
グリンピースが高かったため、スナップエンドウを加えて誤魔化してみました。スナップエンドウも一緒にゆでましたが、グリンピースの方が時間がかかりましたよ。
バターを絡ませて味付けるこのひと手間も、きっと大事なポイントですね。
器に②を盛ってグリンピースをのせます。レモンを添えて完成です!
しゃれた大人なポテサラだ
レモンを絞っていただいてみます。
びっくりするほどクリーミーなのは、生クリームのなせる技ですね。
実は、間違えてコンビーフ全量(80g)を混ぜ込んでしまったのですが、コンビーフのうまみをちゃんと味わうならこのくらい入れた方がいいかも!と感じるくらいで、私的には全く問題ありませんでした。
いつものポテサラとは別ものと思った方がいいかもしれません。大人っぽくて食べやすくて止まらない味わいです。
どちらかというとマッシュポテト寄りかと。これを単体で食べるというよりは、メインディッシュに添えるのに最高!と思いました。
映え方が半端ない
メインディッシュじゃないのに、どうですか、この映え感!
「えー?グリンピース……?」と心の中でつぶやいていた自分を殴ってやりたいです。豆のグリーンをどっさりかぶせることで、魅力がマシマシです。
『きょうの料理』ではカツに添えてあったのですが、まさにそんな風にメニューを組み立てると良いのだな、と感じました。
メインディッシュを取り分けた後に、これを皿の端に好きなように取って食べるシーンが目に浮かびます(頭の中はファミリー海外ドラマの食卓)。きゃー!おしゃれやないですか。
オープンサンドにする提案があったので、作ってみました。
グラハム系のパンを軽くトーストして、このポテサラとプチトマトをのせました。
さっくり食べられるのに、ボリューミーで嬉しい軽いスナック的なひと皿になりました。
4人前で大丈夫かと思うくらいの量があったのに、家族にも好評で、食事のたびに副菜として食べていたらあっという間になくなりました。
なめらかな口当たりの大人なポテサラ、新じゃがが出回ってる季節におすすめの一品です。
ぜひ一度お試しくださいませ!