久しぶりに家から出てきたこうたくんママへ、遠回しに「自分の子どもを見て」と伝えたかかじりさん。しかし、こうたくんママは注意されていることにまったく気づきません。
そんな中、こうたくんが飼い始めたという犬を連れてきて、「おうち見せてあげよっか!」とかかじりさん宅へ走ります。トイレ事件があって、自宅前で遊ぶ時でも施錠することを心に誓ったかかじりさんでしたが、うっかり忘れていたため、こうたくんは犬を勝手に家の中へ。
こうたくんを注意して犬と一緒に家から追い出し、こうたくんママには言葉を選びながら「犬を家の中に入れるのはやめて」と伝えたかかじりさん。しかし、こうたくんママはこうたくんを叱ることも、かかじりさんに謝ることもなく、「わかりました~」と言って帰って行ったのです。
わが子のために我慢していたら、再びトラブルが…
こうたくんにより、犬を勝手に自宅に入れられた事件から数日。
子どもたちの間ではカブトムシがブームになっていました。こうたくんは2匹、かいくんは1匹のカブトムシを持っていて、虫を触っている間は仲良くできていたのです。
かいくんは毎日のようにトトと一緒にカブトムシを探しに行っていたのですが、ついに2匹目をゲット!
翌日、かいくんは新たに捕まえたカブトムシをうれしそうにこうたくんに見せます。
「それ、ちょうだい」
すると、こうたくんはかいくんのカブトムシを欲しがります。かいくんがキッパリ断っても「なんで!」「ちょうだい!」「かせ!」とワガママを言い続けるこうたくん。
見かねたかかじりさんが間に入って注意しますが、こうたくんは「なんでよ! もうー!」と泣き喚きます。
『てか親、何してんの!?』
わが子が泣き喚いているのに、何もせず、ただ立って見ているだけのこうたくんママに、かかじりさんは心の中で怒りを爆発させるのでした。
お友だちに珍しい持ち物などを見せると、「ほしい」と言われてしまうことは、子ども同士ではあるあるですよね。ただ、その場に保護者がいるなら、「これはお友だちのだからダメだよ」などと声掛けはできるはずですが、こうたくんママはノータッチ。せっかく家から出て一緒に見守りしていても、これでは意味がありませんね。かかじりさんに注意される前に、こうたくんをなだめてほしいものです。
かかじりさんのマンガは、このほかにもブログで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね。