父の言葉に「…え!?」
妹の結婚式の日。挙式の前に両家の親族紹介がありました。式場の中でおこなわれ、親族が一堂に会した場はとても緊張感がありました。まずは、妹の夫側……新郎側から親族紹介がスタート。相手の父も声が震えており、その緊張が伝わってきました。
そしていよいよ、わが家の番。「大丈夫かな?」と父を見ると……なんと父はガチガチ。なんとかしゃべり始めた……と思っていたら、父の隣に座っていた弟のことを「新婦の父親である〇〇です」と紹介してしまったのです!
私がとっさに「弟だよ!!」と小声で言うと、間違えたことに気づいたようで「新婦の弟の~」と慌てて言い直していました。父の思わぬ間違いで相手側の親族から笑いも出て、場の緊張感が少し和らいだかなと思います。
今となっては笑い話ですが、あのとき父はあまりの緊張から頭が真っ白だったよう。「まさか間違えるなんて」と、あの日は恥ずかしそうにしていました。
あの場ならではの緊張感もありますし、もし自分が父と同じ立場だったら、きっと同じように頭が真っ白になっていたと思います。
著者:西田真由子/40代女性・未婚。趣味は音楽鑑賞、動画鑑賞、カフェ巡り。
イラスト:Ru
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年4月)
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