明らかに様子のおかしい娘を心配した母親は、以前からハム子ちゃんと仲の良かった静太くんママへ相談すると、静太くんは6年生になってから不登校になったと言うのです。学校に原因があると考えた2人は、問題解決に向けて協力し合うことを約束します。
そんな矢先、娘が学校で倒れたと連絡を受けた母親。急いで駆けつけ、病院で検査をしてもらいますが、体に異常はないとのこと。
医師は、「学校で倒れたんですよね。心当たりはありませんか?」と、ストレスによる体調不良の可能性を示唆。母親は、娘の心の内をなんとか探ろうとして……。
娘が学校に行きたくない理由を言えなかったワケ
入院期間中は学校を休めると知って喜ぶ娘に、母親は「学校の話、聞かせてくれる?」と切り出します。しかし、ハム子ちゃんは学校に行きたくない理由は言いたくないとのこと……。
原先生を「良い先生」だと思っているママに、嫌われたくないと言うのです。
娘の心の葛藤を知った母親は、「つらい思いさせてごめんね」と抱きしめて謝罪。愛を伝えたうえで、「もう一度話を聞かせてくれる?」とやさしく問いかけるのでした。
▼親は軽い気持ちで言ったことでも、子どもの心には深く残ることがあります。このケースでも、かつてママが担任の先生を褒めていたことを気にかけ、学校での出来事を打ち明けられなかった様子。ハム子ちゃんがすべて打ち明けることで、学校での担任による恐怖支配がいち早く解消するといいですね。
もち田ハム子さんのマンガは、このほかにもブログで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね。