わが子を愛するどころか憎しみの感情しか湧かないことに葛藤するわかなさん。わかなさんは、出産すると自然に無償の愛情が湧くと思っていましたが……。
私は異常なの?理想の母親像と違う自分に葛藤
自分がイメージしていた母親像とのギャップに苦しむわかなさん。
娘を出産した日に、わが子を愛せない自分の心情を映すかのような映像が頭に浮かんだことを思い出します。
そして、あの日から自分は「まともな母親ではなかった」と感じていたのでした。
▼思い描いていた「母親像」とかけ離れた自分に、恐ろしさすら感じているわかなさん。しかし、わかなさんは面会もできず、長時間にわたる陣痛をたったひとりで乗り越えたのですから、「やっと終わった」と感じたとしても無理はありません。
子どもが生まれたからといって、誰もがすぐに理想の母親になれるわけではないですよね。どうか、わかなさんには「自分は異常だ」と責めるのではなく、まずは心と体を休めることを大切にしてほしいものです。
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待望の赤ちゃんを愛せない「憎くておかしくなりそう」母親は娘を睨みつけて… #アンタなんて大キライ 1
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