友だち親子と公園で遊んだ帰り道
ある日、友だち親子と一緒に、散歩がてら公園へ行きました。友だちの子は7歳と5歳の男の子、わが家は7歳と5歳の男の子と4歳と1歳の女の子。
年齢はバラバラですが、いつも仲良く遊んでいる子どもたち。いつものように昼過ぎから夕方まで遊び、歩道が広い大通りを通って帰ろうとしていました。
公園から自宅までは、信号のある横断歩道が複数あります。公園を出ると子どもたちは先に横断歩道へ走って向かいましたが、横断歩道の手前で私たち親を待っていました。
普段から、横断歩道は子どもだけで渡らずに、車が来ないことを親と一緒に確認してから渡る約束をしていたためです。
そして私たちは子どもたちに追いつき、信号が青に変わったのを確認して横断歩道を渡り始めました。
横断歩道を渡っていると、車が…!?
ママ友が先頭を切って横断歩道を渡り、後に続く子どもたち。そして、次男と私が渡り切れば終わりというとき、信じられないことが起こりました。なんと、横断歩道の少し前で停止していた車が、私の前を歩く次男に向かってバックしてきたのです。
私が慌てて車のリアを叩くと運転手が気づき、車はすぐに止まったのですが、右半身に車体が少しぶつかり転んでしまった次男。私は訳がわからず、一瞬で血の気が引きました。
幸い大事には至りませんでしたが、ひとまず横断歩道を渡り、警察を呼んで事故を報告することに。なぜ車をそこに停車していたのかはわかりませんが、後方を確認せずバックしたとのことで、運転手の方から謝罪がありました。
警察の事情聴取が終わると、相手の方と連絡先を交換して事故処理が無事に終了。その間、友だち親子が子どもたちと近くの広場で遊んでいてくれていたので、子どもたちは不安がることもなく過ごせていたようです。その後、家に帰り次男を病院へ連れて行きました。
まさか横断歩道上で車がバックしてくるとは思わず、とても驚きました。大人が一緒にいたので車をすぐに止められましたが、もし子どもだけだったら車に気づいてもらえずに、大きなケガをしていたおそれもあります。
今回は少しの打撲程度で済みましたが、車の死角について改めて考えさせられました。また、横断歩道や車が通る場所では車が予期せぬ動きをすることもあると、子どもに教えるきっかけにもなりました。
著者:鶴川 こだま/20代女性。2017年・2019年生まれの息子と2020年・2023年生まれの娘を育てる4児の母。やんちゃな息子と甘えん坊な娘たちに翻弄されながら、にぎやかな毎日を送っている。
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年5月)
※AI生成画像を使用しています