母の布団や肌着が臭い!?
実家に帰省すると、だいたい母の隣に布団を敷く私。
私は体温が高いほうなので、冬の寒い時期になると母は私に「先にお母さんの布団に入って布団を温めておいて」とお願いされることがあります。
母とは仲が良く、母娘で旅行に行くこともあります。特に抵抗もないので、母の寝床を温めるために母の布団に入ったある日、布団や枕のにおいが気になりました。こまめに布団も干しているので、「あれ?」と少し気になる程度でしたが、数日後に洗濯物を取り込んで畳んでいると、今度は母の肌着のにおいが気になったのです。
私の父や兄は男性特有の加齢臭という認識があったのですが、母も70代となり、やはり女性にも加齢臭があるんだと初めて気付きました。そのあとから、私も自分の体臭が気になり始めました。
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男性だけでなく、女性にも加齢臭があるということを知りました。私は汗をかきやすいので、毎日の洗濯でも柔軟剤は香り付きのものを選んでいましたが、加齢臭が気になり始めてからは香りで誤魔化さず、消臭がしっかりできるものを選ぶようになりました。
著者:木田真琴/40代女性・主婦
イラスト/まげよ
棚上げトークをする夫
婚約した彼と、結婚式場を決めているときの話です。いくつかの結婚式場を見て回り、ここがいいなと思った式場がありました。
式場内を案内されているときは気付かなかったのですが、担当してくれたプランナーさんといざ面と向かって話をし始めると、そのプランナーさんのたばことコーヒーの入り混じった口臭が気になりました。
でも私は、どこかでそれを嗅いだことがあると思いました。そう、それは夫の口臭です。夫もひどいときは同じようなにおいがしていました。
ところが、夫がのちに私に言ったことは、「あの人、すげぇ口臭くなかった?」でした。私は思わず、「あなたも同じにおいがするよ。臭いよ」と言ってしまいました。それからというもの、夫は自分の口臭に気を付けてくれるようになりました。
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口臭は自分ではわからないんだなと思いました。親しい仲ならきちんと指摘してあげないと、その人がほかの場面で恥をかいてしまうこともあるので、きちんと教えてあげるべきだと思いました。私も家族には、「気になったら指摘してね」と伝えてあります。
著者:岸田美羽/40代女性・主婦
イラスト/まげよ
私、臭いの!?
私は医療関係で働いています。職場までは自転車で20分の距離。特に夏場は職場に着くころには汗だくです。
私の場合、顔には汗をかかないけれど、特に背中や脇に汗をかくタイプです。その日は、いつも通り汗だくで職場に着き、服を着替えてから患者さんの対応をしていました。
しかし、患者さんの検査をするために患者さんに近づいた瞬間、フッと体を後ろに反らされたのです。
「あれ? 今、明らかに変なタイミングで反らされたよな?」と思いつつ、患者さんから離れた後にふと脇を見ると、脇汗がシミになって洋服の色が変わっていることに気付いたのです。そのとき、「私、臭いかも……」と感じました。
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それ以来、通勤のときは首に保冷剤を入れたタオルを巻いています。脇にはフレグランスを付けるように。それからは「におっている?」と思うような態度をされていないので、ケアはできていると感じています。汗をかかないのは無理なので、においを抑える努力はしっかりしようと思います。
著者:深山美紀/40代女性・会社員
イラスト/きょこ
まとめ
においは年齢や体質、生活習慣によって変化し、時に他人からの気付きで自覚するもの。恥ずかしがらず、正直に伝え合いながら、前向きにケアしていくことが大切なのかもしれませんね。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています
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