神保町「カレー花一」のお得メニュー
・住所:東京都千代田区西神田2-5-8
・アクセス:地下鉄 神保町駅・九段下駅 徒歩5分/JR水道橋駅 徒歩6分
表の看板メニューをあらためて見てみました。
・ロースカツカレー 600円(得)
・ハンバーグカレー 600円
・チーズカレー 550円
・牛すじカレー 690円
・牛すじチーズカレー 850円
・牛すじロースカツカレー 900円
・特製花一カレー 1450円
・ランチポークカレー 450円
(すべて辛さは中辛のみ)
カレーでこのくらいの値段は、探せばまあまあ有りますが、450円〜というのがその日の懐具合によっては嬉しい値段です。
注文するにあたって、ランチポークカレーもよかったのですが、ロースカツカレー600円が全体的に考えるとコスパがいいような気がして、メニューにお得マークも付いていたので、今回はロースカツカレーを注文することにしました。
入口からお店に入ったすぐ脇に券売機があって、食券を購入し、カウンターの席につきます。お店の人に食券を渡すと1〜2分でカレーが出てきました。
働いている人のランチとしては、コスパだけでなくスピードも重要なので、なかなか使える店かも、と思いました。
神保町「カレー花一」のカツカレーを実食
運ばれてきたカツカレーのボリュームにまず目をひかれます。
令和天皇献上米「とちぎの星」を炊いたご飯が300g盛られていて、お皿を持つと重量感があります。お皿の半分はカレー、その上にロースカツが乗っています。
まずはカレーとご飯を一緒に食べます。
カレールーは最初に野菜や出汁の甘さを感じます。そのあとにピリッと辛くなります。欧風カレーとお家のカレーを混ぜて、上級レベルに美味しくしたようなカレーです。
ロースカツは、薄い衣でサクサクしています。
豚肉の厚みはないですが、柔らかい肉質で甘みさえ感じます。カレーに合わせるのにはこのぐらいの厚みがちょうどいいです。
後で調べたところ、豚肉は栃木県産のヤシオポークを使っていて、赤身が多くて脂の甘みに特徴がある豚だそうです。
ご飯よりもルーが早く減ってしまったので、危うく福神漬けとご飯だけになりそうでした。メニューを見返すと、「ルーのみ大盛」というのがあったのでこれを頼めばよかったと思いました。
安かろう悪かろうどころか、とても美味しいカレーを食べることができ、お腹もいっぱいになりました。
日々のランチに迷ったら、また「カレー花一」さんに来ようと思います。次はランチポークカレーかな。
10時半から開店しているので、行列を避けたいならちょっと早めの時間に行けばよいのですが、実際に並んだ経験のある知人によると、回転が早いので並んでも時間がかからないそうです。
神保町界隈に行くことがあれば、あなたも「カレー花一」を一度訪れてみてはいかがでしょうか。
『孤独のグルメ』で紹介されたSANTOSHAM(三燈舎)
三燈舎は神保町駅A5番出口を降りて徒歩4分のところにあるカレー屋さんです。1階に蕎麦屋が入居しているビルの2階にあります。
11時55分頃にビルの前まで行ってみると、既に長蛇の列が。孤独のグルメで取り上げられた以上、大人気のお店です。
20分ほど階段で待ち、ようやく店内へ。
白を基調とした内壁にテーブルと椅子が置かれており、とてもシンプルなデザインになっております。
因みに、店主は南インドのケーララ州出身らしいです。
店名のSANTOSHAMは、南インドのマラヤーラム語で幸せという意味です。「お店に関わる人がみな幸せになれるように」という思いが込められています。
辛味も酸味も楽しめる!「サントーシャミールス」
ミールスは南インドの伝統的な家庭料理で、バナナの葉の上に広げたカレーやスープを載せた定食のことです。 こちらの写真はお店のメニューでミールスの各料理について説明されています。
各品の詳細を以下に説明します(◎はおかわり可能です)。
・バトゥーラ(Batura)
インド発祥のパンですが、ナンと違い、油で揚げて調理されます。チャナマサラ(ひよこ豆)や辛いカレーとの相性が抜群です。
・◎バスマティライス(Basmati rice)
日本の米より長細いインドの米の中でも高級米とされる品種です。炊き上がると香りが強く、「香り米」の一種とされており、水分も少ないため、汁が多いカレーと一緒に食べることをおすすめします。
・パパダム(パパド、Appalam)
豆の粉で生地を作り、乾燥させた塩味のスナックです。バラバラに砕いて、ライスと混ぜて食べるのが基本です。
・◎サンバル(Sambar)
豆と野菜を煮込んだ南インドの家庭の味のスープです。
・◎ラッサム(Rassam)
タマリンドの実と胡椒が入った、酸っぱくて辛い南インドのスープです。
・トーレン(Thoran)
細かく刻んだ野菜の炒め物のことです。
・魚カレー(Fish Curry)/チキンカレー(Chicken Curry)
インドの素材を活かしたカレーです。魚の方が辛かった記憶があります。
・マサラ・ワダ(Masala Wada)
揚げた豆のスナックで、スパイスで味付けされています。
まずはパパダムをバラバラに砕き、バスマティライスと混ぜて食べます。
スパイスの効いた魚カレーやチキンカレーは辛いですが、舌を刺激する辛さが堪らないです。辛さでヒリヒリしてきたら、途中でサンバルとラッサムのスープを挟みます。
酸味を取って、辛さをゆるめることができました
ライスとスープはおかわり可能なので、カレーがなくなるまで注文しました。
辛味も酸味もボリュームもすべてを満足に味わうことができました。
南インド料理の特徴の通り、カレーの辛味とスープの酸味が効いていました。南インドの家庭料理を提供する店は多くないので、珍しい料理を食べたい方にはぴったりなお店です。
皆さんもぜひ、ミールスを食べて幸せな気持ちになってください!
※価格などの情報は記事公開当時のもので、在庫の状況も異なりますのでご了承ください。