義母への返信が遅くなった日
子どもを出産して間もないころのことです。慢性的な睡眠不足で、少しでも時間があれば横になるようにしていました。それにもかかわらず、義母は頻繁に連絡をよこしてきました。
その日は極度の寝不足で、LINEに気づかないまま眠ってしまいました。すると追い打ちをかけるように、こんなメッセージが届いていたのです。
「あなたは、いつもお休みで、ずっと休めるはずで暇なはずですが、なぜLINEが読めないのでしょうか? もしかして、浮気でもしているのでしょうか」
あまりにも的外れで偏見に満ちた内容に、怒りが込み上げました。
今思えば、出産直後の私は、義母に支配されかけていたとさえ感じます。まるで行動のすべてを監視されているかのようでした。子育てそのものは楽しかったものの、義母からの過剰な連絡に心が追い詰められ、精神的に限界寸前でした。
その後、夫に相談すると、義母に冷静に話をしてくれました。夫が間に入ってくれたおかげで、義母の態度も少しずつ和らぎ、連絡の頻度も落ち着いていきました。わずかな変化ではありましたが、当時の私には、それが本当に大きな救いだったのです。
今では、義母との距離感も少しずつつかめるようになり、無理なく接することができています。産後のあの時期は、心にも体にも余裕がなかったからこそ、自分の心を守ることの大切さを強く感じました。言いづらいことを、私の代わりに伝えてくれた夫には、心から感謝しています。
著者:坂本あや/30代女性/小学生を育てているお母さん。ワンオペフルタイムで毎日白目です
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年5月)
※AI生成画像を使用しています
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