幼馴染の姫子ちゃんが毎朝迎えに来るようになり、登校拒否は解消されたものの、ハム子ちゃんは徐々に疲弊し、ついに倒れて入院してしまいました。さらに、同級生の静太くんも、6年生になってから登校拒否になっていたのです。
母親が原因を探るうち、原先生が子どもたちを恐怖で支配し、いじめを黙認するスクールカーストを作り上げていたことが判明。ハム子ちゃんは、その筆頭が姫子ちゃんであり、静太くんが孤立した理由でもあると言います。
母親と静太くんママは校長先生に相談しますが「証拠がないためすぐには対応できない」とのこと。ところが、会話を聞いていた保健室の大河先生が協力を申し出てくれました。
こうして、ビデオカメラを校内に設置してから1週間。進展がない中、新事実が浮上します。静太くんママによれば、息子が女子更衣室からビデオカメラを持って出てくる原先生を見たというのです。その話を聞いた母親は、決定的な証拠をつかむべく学校へと向かいます。
決行は今日。問題教師の本性を暴く!
学校に来たはいいものの、「見つかったらどうしよう……」と不安でオロオロするハム子ちゃんの母親。すると、間一髪のところで大河先生が現れ、機転を利かせてその場を取り繕ってくれたおかげで、なんとか難を逃れます。
その後、母親が原先生の盗撮疑惑について打ち明けると、大河先生の表情は一変。
「原先生を捕まえるなら、今日しかありません!」と、こらえきれない怒りをあらわにするのでした。
▼原先生が、ビデオカメラを見つけた姫子ちゃんに尋常じゃない怒りをぶつけたことを知ったハム子ちゃんの母親と大河先生。黒か白かをはっきりさせるには、証拠が必要です。子どもたちのファインプレイと頼りになる大河先生の協力で次々と問題点が明るみになり始め、証拠も手に入りそうです。これも母親だけでなく、大人たちが子どものためにと心を砕いてきたからこそですね。
早く原先生の悪事が明るみになり、子どもたちに笑顔が戻ることを願わずにはいられません。
もち田ハム子さんのマンガは、このほかにもブログで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね。