席替えで、教師席ではなく事務員さんたちの間の席に移動させられたかれん。同僚たちはプロジェクトで忙しそうにしているのに、仕事も与えられず、離れた席に座らされている自分にかれんは落ち込みます。元気づけようとしてくれた佐藤先生に八つ当たりしてしまい、副学長に「ダメ教師」と言われ、かれんは限界を迎えたのです。
「もう耐えられない!」限界をむかえたかれんは…
副学長からの嫌がらせに限界を迎えたかれんは、気遣う佐藤先生にも八つ当たりし、そのままその場を立ち去ってしまいます。そんな状況をいいことに、副学長は「妊婦ってヒステリックで迷惑なのよね」と言い、「騒がしくしちゃってごめんなさい」「私の監督不行き届きだわ」としおらしくすることで、「変な行動をしているのはかれんだ」という方向に、職場の雰囲気を持っていくことに成功したのです。
それからは、同僚の教師にも仕事の片付けを押し付けられるようになったかれん。そこであやうく高所から転落しそうになりますが、ちょうどその場にいた先輩に助けられました。そして先輩は「あの2人の関係、知ってる?」とかれんに聞いたのです。
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かれんのように、ジリジリと嫌がらせをされ続けたら、追い詰められて限界を迎えてしまいますよね。ただ、そんなかれんの行動を利用して、自分の都合のいい方向にもっていく副学長…。副学長の考えに賛同する同僚や、かれんの行動を揶揄する同僚も出てきてしまい、よくない流れですね。マタハラ経験者である先輩が流れを変えてくれることを願います。