「すさみ町立エビとカニの水族館」ってどんな場所?
廃校になった中学校の体育館をリノベーションした建物で世界中から集めた珍しいエビやカニ、地元に生息する大小さまざまな甲殻類を常時200種以上飼育展示する世界的に見ても珍しい特化型の水族館です。(施設担当者)
世界最大のカニ・タカアシガニや絶滅危惧種に登録されているカブトガニ、深海の掃除屋オオグソクムシなどの甲殻類のほか、ウミガメやペンギンなども飼育・展示しています。
ほとんどが小さな水槽での展示のため、生き物との距離が近いことが特徴です。小さな子どもでも間近で観察しやすく、生き物への興味を深めることができるでしょう。
「すさみ町立エビとカニの水族館」に聞いたおすすめスポットは?
タッチングプール
世界最大のカニ・タカアシガニや生きている化石カブトガニ、深海の掃除屋オオグソクムシなどに実際に触ることができるタッチングプールがあります。(施設担当者)
「タッチングプール」は水中で暮らす生き物に直接触れることができるスポットです。「すさみ町立エビとカニの水族館」には「タッチングプール」が複数設置されており、ウニ・ヒトデ・ナマコのほか、絶滅危惧種の生きたカブトガニ、世界最大のカニであるタカアシガニ、世界最大のダンゴムシの仲間であるオオグソクムシ、人に対して安全な小型種のサメなどを触ることができます。
普段は図鑑でしか見られない珍しい生き物に実際に触れる機会は、子どもにとって貴重な体験となるのではないでしょうか。
ウミガメのエサやり
施設内にはウミガメやペンギンも暮らしています。ウミガメのエサやりも人気です。(施設担当者)
ウミガメのエサやり体験ができるのも「すさみ町立エビとカニの水族館」の特徴! エサを求めて泳いでくる大きなウミガメの姿を見ることは、ほかではなかなかできない貴重な体験です。
▶︎ウミガメのエサ(1回100円)
ザリガニ釣り・ヤドカリ釣り
ザリガニ釣りやヤドカリ釣りも人気の体験スポットです。特にヤドカリはおもしろいほど簡単に釣れるので、小さな子どもでも挑戦しやすく、釣れたときの喜びを味わうことができるでしょう。
▶︎ザリガニ釣り・ヤドカリ釣り(無料)
おすすめのお土産は?
館内にあるミュージアムショップには、エビやカニはもちろん、ダイオオグソクムシなど、この場所ならではのグッズが並んでいます。施設担当者のおすすめをご紹介します。
カニペンホルダー
880円(税込)
カニの形をしたペンホルダーです。上に振り上げたハサミ脚で、ボールペンなどを挟みます。赤・青のほかにも、豊富なカラーがそろっています。
ペンギンの羽根
1,000円(税込)
ペンギンには年に1回、羽根が生え変わる時期があります。その羽根を集め、きれいに洗って保存したものが「ペンギンの羽募金」に寄付をした人へ、ペンギンたちからのお礼の品になります。珍しいものなので、お土産にするのもいいでしょう。代金は高齢ペンギンたちの定期健診・血液検査、薬やエサの購入費として使用されます。
すさみ町立エビとカニの水族館の基本情報
解説も充実しており、エビやカニのことならどこよりも詳しく知ることができる施設を目指してがんばっています。個性的でフレンドリーなスタッフがお客様のご質問やご要望にお応えします。(施設担当者)
ほかではみられない生き物がズラリと展示される「エビとカニの水族館」。目からウロコの豆知識が書かれた解説を読み、子どもに説明しながら回ると、さらに興味が持てそうですね。お出かけ前には図鑑などをみておくのも良さそうです。
また、道の駅の敷地内にあるので、食事や休憩に困ることがありません。子連れでのお出かけにぴったりの施設です。
すさみ町立エビとカニの水族館
⚫︎住所:和歌山県西牟婁郡すさみ町江住808-1
⚫︎アクセス:【電車】JR江住駅より徒歩約8分【車】紀勢道すさみ南ICより2分
⚫︎駐車場:あり(無料)※「道の駅すさみ」と共用
⚫︎営業時間:9:00~17:00(最終入館16:20)
⚫︎休館日:年中無休
⚫︎おむつ替えスペース・授乳室:なし※同じ敷地内に併設する「道の駅すさみ」を利用
⚫︎入館料:【大人】1,000円【小・中学生】500円【3歳以上】300円
⚫︎公式サイト
※営業時間や休館日は変更となる場合ありがあります
※本記事の内容は、2025年6月26日時点の情報をもとに作成しております。営業時間・料金等は変更される可能性があるので、お出かけの際は必ず最新の情報をご確認ください