突然の事態に動揺する夫
浮気相手にピアスの留め具を返そうとするが……。
「座席の隙間に落ちていたぞ」
ピアスの留め具を女性に渡そうとする狐生さん。
しかし、そのピアスの留め具を落としたのは「佳穂さん」で、一緒にいる女性のものではありませんでした。
狐生さんと女性が車内で揉めていると、突然助手席の窓を叩く音がします。
現れたのは、なんと多恵子さん。話があると言い、近くのファミレスに2人を呼び出しました。
ファミレスに到着するなり、狐生さんは浮気を完全否定。ひとしきり言い訳をした後、ようやく多恵子さんが息子・優くんを連れていないことに気づき、指摘します。
「ようやく優がいないことに気づいたね」
多恵子さんからの言葉に、狐生さんはカッとなって「お前ごときが偉そうに言うな!」と怒鳴るのでした。
あきれたことに、狐生さんには複数の浮気相手がいるようです……。不倫相手に対してもやさしさが感じられず、ピアスの留め具を落としたのが誰なのかすら把握していない狐生さん。さらに、浮気現場に現れた多恵子さんに対して、なおも「母親失格」「お前ごときが!」などと見下したような発言を連発。浮気発覚を恐れて強気に出ているのかもしれませんが、これでは多恵子さんの心は遠ざかっていく一方なのではないでしょうか。普段の言葉遣いや態度についてもう少し改めてほしいものですね。
紙屋束実さんのマンガは、このほかにもブログで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね。