彼・まさとさんの住む社宅を訪れたものの、彼の部屋にも郵便受けにも名前はなく、さなさんはこれといった手がかりを得ることはできませんでした。このまま立ち去るべきか、思い切ってインターフォンを押すべきか、葛藤するのですが……。
独身だったら誰も出ないはず!?
元々彼の家を訪問するつもりはありませんでした。家の周囲を見て、結婚しているかどうかがわかればそれで良いと思っていたんです。
だけど表札すらなく、本当にまさとがここに住んでいるかどうかもわかりません。
もしも住んでいたとしても、独身だったら家には誰もいないはず。
彼の言葉を信じたい。思い切ってインターフォンを押すと物音はなく、ほっとしました。
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社宅を訪れるだけでも大きな勇気が必要だったさなさんは、意を決して彼の家のインターフォンを押しました。まさとさんは会社に行っている時間帯なので、誰も出なければ「独身」の可能性は高まりますが、誰かが応答すれば話は別です。
「彼女はいない」と言っていたまさとさん。「彼女はいないけれど妻はいる」なんてバカげた話なのか、それともただの杞憂なのか。けれど、自分の気持ちに正直に向き合い、行動したことで、答えがすぐに見つからなくても前に進む勇気を得られたのかもしれません。
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