35歳になってすぐ、不妊治療専門病院に通院を開始しました。通院後、この病院でよかったと思う点もありましたが、「こういう病院を選べばよかった」「ほかの病院に転院しようかな」と思うことも何度かありました。病院を選んだ際のポイントや通院していた病院について、私の体験談を紹介します。
通院していた病院を選んだポイント
通院を考えたとき、不妊治療についてあまり知識がありませんでした。とりあえず不妊治療を専門にしている病院で、通えそうな病院をピックアップ。当時、仕事をしていたので通勤沿線や仕事帰りにも受診が間に合いそうな病院、土日も診療している病院など、治療内容よりも通いやすさを中心に探しました。
その中から実際に通院した病院は、
・家から徒歩5分で近い
・女医さんがいる
・土日も診療している
という点から決めました。
通院していた病院のよかった点
病院が家から徒歩5分と近く、通いやすかったのは、頻繁に通うことを考えると一番の利点だと思いました。平日は比較的空いており、待ち時間が30分程度だったのもストレスが少なかったと感じています。
また、先生が淡々としている方で、私はそのほうが合っていたので相性がよかったです。看護師さんや受付の方たちがやさしく、嫌な思いもしませんでした。通い始めてから分かったのですが、表向きは休みですが、妊娠した方と体外受精治療者の診察のみ予約OKで、診察日以外も診察をしていました。
通院していた病院で転院を考えた点
私が通院していた病院は、内診台がカーテン区切りで3台並んでいて、あまりプライベート感がありませんでした。せめて壁区切りがよかったです。また、子連れOKの病院だったため、一人目の治療だと小さい子どもたちに心がざわついたりしたこともあり、子連れNGの病院を選べばよかったかなと思ったときもありました。
ほかの病院に通院している方と比べて気付いたのですが、こまめに卵胞チェックをする病院で通院頻度が多く、料金が高いと感じました。タイミング法で1周期辺り6~7回ほど通院し、4万円前後。また人工授精の価格が3万円だったので、人工授精の周期には7万円前後かかりました。
病院を選ぶ際は、病院の場所、診察日・診療時間の確認、病院の雰囲気、治療方針、通院頻度、治療費などについて、ご自身の優先順位を決めて事前に調べられるといいですね。病院の口コミ確認や病院への直接確認などをして、通院前に疑問点をなくすことが大事だと思います。
著者:岩田かおる
子育て中のママ。不妊治療など、自身の体験をもとに妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆中。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。