た、誕生日を変える…?
そのころ、義祖母が私たちとの生活の違いに嫌気がさしたのか「出ていけ」と言ってきて、おなかに赤ちゃんを抱えながら引っ越し作業をしました。やがて、少し早産でしたが出産し、赤ちゃんは元気で問題ありませんでした。生まれた日がうるう年の2月29日で、みんなが「特別でいい日だね!」とお祝いしてくれました。
しかしその中で暗い顔が二つ。後日「話があるの」と義祖母に呼び出され、そこには義祖父もいました。そして「あなた、誕生日の変更はできたの?」とまさかのひと言。私は驚いて「え?」としか言えませんでした。なんと義祖父母は、次男の誕生日を変更しろと言ってきたのです。
話を聞くと義祖父母の子どもである義母は昔、縁起の悪い日に生まれたからと誕生日を変えたらしく、うるう年生まれは何かと面倒だから変更しろとのことでした。どうやら戦前戦後の時代は暗黙的に誕生日の変更ができるケースがあったようなのですが、今の時代は生まれた日を病院の人が母子手帳に記載するのだから、変更できるわけないと思いつつ、なんとか適当に受け流してその場をフェードアウトしました。
後日、今の時代でもそんなことができるのか気になり、健診の日に助産師さんに誕生日の変更について聞いたら「できるわけないじゃん」と笑い飛ばされました。しかし私が深刻な顔をしていたので詳しく事情を聞いてくださり、その後夫を呼び出して「産後すぐの嫁を守らないとはいかがなものか」と夫を叱ってくれました。少し気が晴れましたが、あれ以来義祖父母とはあまり話をしていません。
やはり合わないと感じた人とは、適度な距離感で付き合うのがよいと痛感した出来事です。
著者:田中 純子/30代女性・主婦
1歳、6歳の兄弟を育てる母。次男が生まれる前に義祖父母と同居を解消。念願の中古一軒家で生活中。
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年7月)
※AI生成画像を使用しています
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