高校ぶりの友だちの生活とは
再会したMとは、私たちが小学4年生のときに習い事で出会いました。そんなMと話をしていくうちに、子どもが4人いるという共通点が判明。私の3番目の長男と、Mの長女が同い年ということで、話が合いそうだなと私は心を弾ませたのですが、予想外の展開が待っていたのです。
「保育園って服がいっぱい必要だし、大変だよね~。どこで買ってる?」という話になると、「私、子ども服は百貨店で買わないと気がすまないんだよね」とブランド名をあげながら、私には自慢にしか聞こえない話を始めました。
保育園に入っているということで仕事の話にもなったのですが、Mは「旦那が自営だからそこで働いていることにしているんだよね。保育園に預けているときは、けっこう〇〇でお茶してるよ〜」と再び自慢話のような感じに……。
「今度テーマパーク旅行に4泊で行くんだけどチケットだけで15万円だよ。震える~」と言われたときは、返事に困りました。チケットとは、当時販売されていた4デイパスポートのことと言います。4日間通しで乗り放題になるチケットを6人分購入したということだったようです。
馬鹿にされたと感じた言葉
次にラン活の話題になりました。「ランドセルどうする~?」と聞かれたので、「うちは4人分の高いランドセルは買えないから、アウトレットとかで安くいこうかなって思ってるよ。お姉ちゃんもそうだったし」と言うと、Mは「えー! せっかくのランドセルもったいなくない? 私は来週展示会に行くんだよ~。ランドセルぐらいはお金のこと考えないよ~」とMは返してきました。
Mの話は常に自分中心でした。押し付けてくる価値観に、私は住む世界が違うなと思い始めたため、話を聞き流すことに……。その他にも自慢話と私の家を見下すかのような話は続きましたが、おもしろい話として家に帰って夫にぶちまけて発散しました。
Mに共感できる部分は少なく、人は人、自分は自分だと改めて感じました。馬鹿にされた言い方をされたのにはいらっときましたが、もう会うことはないので気にしないことに。
そして私は気がつきました。Mのような贅沢をしていなくても、私は今幸せだということに。贅沢をすることで得られる幸せもあるのかもしれませんが、私はこれからも自分のペースで子育てや好きなことをして、人生を楽しんでいこうと、改めて思いました。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
著者:松谷 えりな/30代女性/令和元年生まれの息子と、平成28年、平成30年、令和2年生まれの娘たち4児のママ。教員免許保持。子ども4人と夫、ペットのわんちゃん1匹と暮らしており、趣味は子どもたちといろいろな公園へ遊びに行くこと。
イラスト:はたこ
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年5月)
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