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歯の痛みで受診すると「食いしばり」と診断。義母のすすめで違う歯科に行くと驚きの診断が!

次男を出産後、約1年半たったころのことです。ある日、上の奥歯になんとなく痛みを感じた私。次男の妊娠中に歯科に通って虫歯治療をしていたことや、毎日の歯磨きは欠かさずしていたこともあり、「単なる育児疲れからくる痛みだろう」と、軽く考えていました。それがまさかの事態を巻き起こすことになるなんて思いもしませんでした。

この記事の監修者
監修者プロファイル

医師川田 悟司 先生

川田歯科医院院長。咬み合わせ認定医。長年に渡り、咬合診査・診断をおこなう。
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ある日突然、歯に痛みが

歯の痛みは、突然始まりました。温かいコーヒーを飲んだところ、左上の奥歯にズキッと痛みが走ったのです。しばらくすると痛みは治まるため、当初は「気のせいだろう」「ちょっと疲れたのだろう」と自分に言い聞かせていました。

 

しかし、温かい飲み物を飲んで痛む頻度は増すばかり。それでも歯医者には行かず、だましだまし1週間ほど乗り切るも、痛みは治まらず……。徐々に痛みが起こると、治るまでの時間が長引くようになりました。そこで、次男を妊娠中に歯科検診で通っていた、かかりつけの歯医者に駆け込むことにしました。

 

かかりつけの歯科医での診断は

歯医者の院内イメージ

 

かかりつけの歯科は街中にあり、院内もきれいで清潔です。患者さんも多く予約もなかなか取りづらいことから、流行っているように感じました。

 

その歯科には数名の歯科医が在籍していましたが、前回同様、自分より少し年上だと思われる女性の歯科医が担当してくれました。その歯科医は、妊娠中に通っていたときも、妊娠中に気を付けたい口腔ケアについて熱心に説明してくださる方でした。

 

また、自身にも子どもがいるとのことで、育児についての話もしやすく、「産後は睡眠不足になってつらいよね」「大きくなってきたらきたで、イヤイヤ期もあるし大変だよね」と、歯に関すること以外も気さくに話してくれます。私は安心感を抱き、その歯科医を信頼していました。

 

今回は「左上の奥歯が痛み、血流に合わせてズキズキしている感覚がある」「温かい飲み物を飲むと特に痛む」ということを伝えると、エックス線撮影をして診察してもらうことに。結果、虫歯と思われる箇所は見られなかったそうです。

 

歯科医いわく、「育児がハードでついつい歯を食いしばってしまうから、その圧で歯が痛むのでしょう」「皆さん忙しく、同じような症状の方も多いものですよ! 数日から1週間程度で治るのでは」とのことでした。

 

 

痛みは治まるどころか

歯の痛みに耐える女性のイメージ

 

歯科医の話に納得し、診断をすんなり受け入れた私。たしかに「歯磨きもしているし虫歯ではない、先生が言うように歯を食いしばり過ぎているのだろう」と信じきっていたのです。

 

また、「育児を頑張っているからこその痛み」と、歯科医が言ってくださったことに「心に寄り添ってくれるいい歯科医!」という思いを強く抱いていました。

 

しかし、日を追うごとに痛みは増すばかり……。常に痛い状態が続くようになり、とても1週間程度で治るとは思えませんでした。

 

私のそんな様子を知った近所に住む義母が、「その痛みは普通じゃないよ! やっぱり虫歯では? 試しにお父さんがいつも診てもらっている歯科に行ってみたら?」と、義父が通う歯科を勧めてくれたのでした。

 

初めは信頼している歯科医の顔がよぎり、すんなり受け入れられなかったのですが、あまりにも痛いため義母の勧め通り、義父が通う歯科を予約。早速受診したところ、エックス線撮影のほか、丁寧に診察してくれました。

 

その結果、驚くべきことに虫歯が判明! しかも神経にまで達していたため、神経を抜くことになるという驚きの結果でした。幸いにも自分の歯を残して治療が可能とのことで、そこには安堵しました。

 

まとめ

かかりつけの歯科医は話しやすかったがために、「この先生の言うことなら正しいだろう」という意識が働いていたようです。よく思い返せば、かかりつけの歯科医もエックス線の写真を見て「若干、怪しい気もしますが……」とつぶやいていました。判断が難しい箇所だったのかもしれません。

 

他の歯科医に変えるのは、なじみの歯科医を裏切っているように思えて躊躇(ちゅうちょ)してしまいましたが、大切なのは自分の体。今回は、義母の提案を受け入れたことが功を奏したのです。体に不調が起きたときは他人の意見も聞き入れ、広い視野をもって病院選びをすることが大切だと思わされました。

 

 

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。

 

著者:内野 みお/30代女性。2人の男の子育児に奮闘するママ。パワフル過ぎる男児たちに翻弄され、大声を張り上げる毎日。こっそりスイーツを食べるときが至福の時間!

イラスト/サトウユカ

 

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています

 

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