松屋「デビルチキン」はスリランカの定番辛旨グルメ
・商品名:デビルチキン ※すでに終売の店舗もあり
・価格:850円(税込)、単品 730円(税込)
・エネルギー:1098kcal(単品は690kcal)
鶏肉スパイスとチリソースを絡めたスリランカの定番料理「デビルチキン」を松屋のごろチキ風にアレンジしています。発売から20日を待たずして、早くも終売の店舗が多数出ているようです。人気ゆえでしょうか。
2025年3月に先行販売した時の反応としては「辛いけれどおいしい」という声が出ていたメニュー。少なくとも中辛以上の辛さはあるのかな。
「デビルチキン」はごはん付きがデフォルトですが、ごはんなしの単品メニューも販売しています。自宅でごはんが余っている場合は、単品の方がお得。そのため、今回は「デビルチキン(単品)」をお持ち帰り実食しています。
辛すぎて子どもたちはギブアップ
チキンがゴロゴロ入っているのが松屋らしいですね。具材たっぷりなのはとにかくうれしい。見た目は辛そうには見えませんが、どうでしょうか。
結論から言えば「舌がじりじりするほど辛い!」です。よく見たら、唐辛子の輪切りも入っていますね……。そりゃあ辛いわ!
家族にも少しずつ食べてもらいましたが、小学生の子ども達2人からは「辛すぎて舌がピリピリする」「辛すぎてもう食べられない」と早々にギブアップ!
夫は「食べられるけど辛い、でも『蒙古タンメン中本』の蒙古タンメンよりは辛くはない」と、ラーメン好きであればたぶんわかるであろう感想が出ていました。
もう少し一般的に例えれば、「グリーンカレーほどは辛くはない。一般的な辛口カレーくらいの辛さ」。松屋ファン向けに辛さを表現するならば「まあまあ辛いけれど、松屋の本格四川風麻婆豆腐よりは辛くない」です。ネット上の口コミでは「辛すぎる」「思ったよりも辛くはなかった」と真逆な意見が出ていますが、少なくとも辛い料理が苦手な人が気軽に食べるような辛さではないですね。
具材の話ですが、チキンは大きくてやや固めの歯ごたえがあるタイプ。具材ゴロゴロなのは、松屋らしさが出ていて最高です。
辛さの中にも、なんだかフルーティーな独特な風味も混ざっていて、普通の辛口カレーとは一線を画していますね。
松屋「回鍋肉」は1日に必要な野菜の半分が摂れる
・商品名:回鍋肉定食
・価格:860円(税込)、単品 660円(税込)
・エネルギー:877kcal(単品は497kcal)
一方、2025年7月15日から登場の「回鍋肉」。1日に必要な野菜の半分が摂れますので、野菜が不足している時に良いですね。発売日が「デビルチキン」と近かったため、お持ち帰りで購入。
ごはん特盛無料だったので、特盛にしています。最近はごはん事情が厳しいので、ごはん特盛無料なのは嬉しいですよね。お持ち帰りの場合は、みそ汁はつかないため注意。
野菜はしんなりとしていてしぼんでいるため、分量は多く見えません。ですが、1日に必要な野菜の半分摂れるとのことで、野菜不足を感じている身としてはありがたいですね。
「回鍋肉って感じがする」としか言えない王道感のあるコクのあるタレ。シャキシャキ食感の野菜で、ごはんがどんどん進みます。後からピリッとした辛さは来ますが、デビルチキンと比べると気になるような辛さではありませんね。
ごはん特盛にしておいて正解。回鍋肉を注文する際には、ごはん大盛りか特盛がおすすめ!
・リアル友人におすすめできるか度
★★★★☆
理由:「デビルチキン」はとても辛いながらも、フルーティーな風味とスパイシーさで独特な旨味があります。チキンゴロゴロで満足感あり。松屋らしさも出ています。一方の「回鍋肉」は王道感のある一品。ピリッと辛く、ごはんが進む味わい。どちらもおすすめです。気になる方はぜひともお試しください。
※価格などの情報は記事公開当時のもので、変更となる場合があります。また店舗により在庫の状況も異なりますのでご了承ください。