青白い顔に悩む日々
中学生のときの出来事です。もともと色白で、血色があまりよくない私。特に生理期間中は、唇の色がなくなり体調が悪く見えてしまうこともありました。
ただ、実際には元気なため、クラスメイトから「体調が悪そうだけど大丈夫?」「唇が青いよ。少し休んだら?」と心配されるたびに、申し訳なさと恥ずかしさを感じていました。
色つきのリップクリームを発見!
そんなある日、ドラッグストアで色つきのリップクリームを発見。中学校の校則では「メイク禁止」でしたが、「これ以上、顔色のことを言われたくない!」という思いから、私は勇気を出して購入してみました。
さっそく次の日から使ってみたところ、肌になじんで自然と血色をよくすることができました。また、色味はナチュラルで薄づきのピンクを選んだため、学校から指導が入ることもなく、私は毎日使うように。顔色の悪さから体調を心配されることもなくなり、心の底から「色つきリップを買ってよかった!」と思ったのでした。
大人になった今でも、色つきリップクリームや口紅は、私にとって欠かせないアイテムです。オシャレ目的だけでなく、私のように健康的に見せるために使っている人もいると思うので、個人的には、「メイク禁止」の学校でも色つきリップくらいは許可してもいいのではと思っています。
※生理による貧血で顔色や唇の血色が悪くなることがあります。色つきリップクリームは一時的に唇の血色をよく見せられますが、あまりにも血色が悪く、めまいや息切れ、頭痛などの症状が現れた場合は、病院を受診しましょう。
著者:石井せつ子/30代女性・20年以上、医療事務として勤務中。バセドウ病や子宮内膜症を患い、自身のエピソードが誰かの励みになればと思い発信している。趣味は、彼と一緒にプロレス観戦!
作画:ちゃこ
監修:助産師 関根直子
筑波大学卒業後、助産師・看護師・保健師免許取得。総合病院、不妊専門病院にて妊娠〜分娩、産後、新生児看護まで産婦人科領域に広く携わる。チャイルドボディセラピスト(ベビーマッサージ)資格あり。現在は産科医院、母子専門訪問看護ステーションにて、入院中だけでなく産後ケアや育児支援に従事。自身も姉妹の母として子育てに奮闘中。
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年5月)
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