告白現場に遭遇!?その後、声をかけられて…
「好きです、付き合ってください!」と、中学生?高校生?くらいの男の子が女の子に告白しているではありませんか!「わぁ、なんて初々しいんだろう。私にもこんな時代があったなぁ」と懐かしく思っていると、「お願いします!」と、女の子の返事。私は心の中で拍手を送りながら、公園をあとにしようとしました。
するとそのとき、後ろから「……あの、おうちまで持ちましょうか?」という声が。振り返ると、なんとさっきのカップルがが立っていました。「えっ、いいの?」と聞くと、男の子が「野球部なんで!」と頼もしく返してくれて、重たい荷物を軽々と持ち、家まで運んでくれました。
「なんて頼りがいのある彼氏なんだろう。お付き合いが続いて2人が結婚するといいな」と思ったのは、心の中だけにしまっておきました。夏だったこともあり、お礼に自販機で飲み物を買ってあげることに。同じ飲み物を選んで、手をつないで帰っていく2人の後ろ姿に、胸がキュンとしました。
その後、子どもが生まれてから、あの公園を再び訪れたときのこと。なんと、あのときのカップルがまた公園にいて、「生まれたんですね!」と声をかけてくれました。覚えていてくれたことが本当にうれしかったです。こんなに素直でやさしい若者たちがもっと増えたら、きっと世の中はもっと温かくなるだろうなと感じた出来事でした。
◇ ◇ ◇
妊娠中に、見知らぬ人からやさしくされた経験がある方も多いのではないでしょうか。素直でまっすぐな気持ちや行動は、心に残りますよね。受け取った親切が次の誰かへつながっていく――そんな社会になるといいですね。
著者:高橋ななみ/20代 女性・パート。1児の母。子どもと一緒に工作する時間が好き。
イラスト:しおん
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年7月)
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