息子から衝撃の言葉が…
生理中のイライラがどうにもならず、夫や子どもに当たってしまうことが多くあった私。そんなことが続くと、ある生理中に、息子が夫に「ママせいり」という言葉を発するようになりました。
そして、私は息子の言葉にハッとさせられました。このころ、だんだんと言葉を覚えてきていて、親としては子どもの成長を喜んでいました。そんな中、子どもから出てきた言葉が「ママせいり」だなんて……。その言葉には「だからしょうがない」という、息子の心の声まで聞こえてきたような気がしたのです。
「いくら生理中のイライラがホルモンバランスの影響とはいえ、大好きな子どもに当たってしまった私はなんて情けないんだ、ごめんね」と感情が溢れ、息子に対して申し訳ない気持ちでいっぱいになってしまいました。
どうしたらいい?
そしてなるべくイライラしないよう、改めて生活習慣を改善しようと考えました。生理中はなるべく栄養のある食事を意識したり、ストレッチをしてみたり……。
でも、生理中でも生理以外の日でも、家事や育児などやることは変わりません。生活習慣を改善したくても難しいな……と思うことも増えていったのです。
そして私がたどり着いたのは、「生理中はそういうもの」と自分が受け入れること。それを家族にもしっかり説明してわかってもらうこと。自分の状況を説明して「生理中は特に協力してほしい」と伝え、実際に夫にいろいろと助けてもらうようにすることで、グッと負担が減ったような気がします。
買い物は夫に仕事帰りスーパーに寄ってもらうようにし、休日であれば、夫に子どもを公園に連れて行ってもらうなど、子どものお世話もなるべくまかせています。
また、前もってそろそろ生理になることを夫に伝えておくことで、夫も心構えをしてくれて、無駄な喧嘩も防げるようになりました。
私の場合、生理中のイライラはある意味仕方ないこと、と受け入れ、家族に知ってもらい、開き直って自分をいたわるようにすることで、夫や子どもに当たることが減ったように思います。
やらなきゃという責任感によって逆に情けなく感じてしまう自己嫌悪から、自分をいたわり家族に知ってもらって助けてもらうように意識を変えた私。ママのんびりdayに付き合ってくれた夫や子どもにありがとうの気持ちを伝えることで、自分の気持ちを整理できるようになりました。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
著者:fmkmay18/女性・主婦
イラスト:アゲちゃん
監修:助産師 松田玲子
医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、ベビーカレンダー、ムーンカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています
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