浮き彫りになった結婚観の違い
彼の趣味は野球で、私も自然と一緒に楽しむようになり、休日は夫婦でグラウンドに立つことが日常になっていました。そんな2人の時間はとても充実していて、仲も良かったと思います。
結婚して2年、交際期間を含めると7年がたったころ、私は27歳になっていました。ふと、「そろそろ子どもが欲しい」と思うようになり、当時の夫に気持ちを伝えました。
しかし返ってきたのは、「子どもは苦手だし、ちゃんと育てられるか自信がない。それに、まだ野球も続けたい」という言葉でした。
少しずつ愛情が薄れて…
正直、その言葉を聞いた瞬間、心の温度がすっと冷めていくのを感じました。子どもを産んで育てるのは私自身。それでも私は、できれば3人は子どもがほしいと思っていて、27歳という年齢は初産を迎えるにはちょうどいい時期だと考えていました。
なのに、自分の趣味や気持ちだけを優先して、私の願いを否定するような彼の言葉に、愛情が薄れていったのです。
再婚によって手に入れた幸せ
その後、私には新しいご縁があり、元夫とは離れることになりました。今は再婚し、29歳で1歳と2歳の年子の子どもに恵まれ、もうすぐ第3子が誕生予定です。
ただ、子宮筋腫が大きくなってしまい、出産は大きな病院でないと難しくなりました。胎児の発育にも注意が必要で、安心して産める環境が限られています。
まとめ
もっと早くに家族の将来について話し合いができていれば……そんな思いが今でも少し残っています。理想だった「子だくさんの家族」は、タイミングや体の状態によって難しくなることもあるのだと、身をもって知りました。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
※AI生成画像を使用しています
著者:佐藤凛/20代女性・主婦
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年7月)
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