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「生まれた月」から赤ちゃんの名前を名づけたエピソード

この記事では、出産前の不安を6月の雨が取り除いてくれたから「麗音(れいん)」、予定日が4月17日だったから「詩奈(しいな)ちゃん」など、赤ちゃんが生まれた月から名づけにつながったエピソードを紹介しています。

 

赤ちゃんが生まれた季節を名づけのヒントにする人は多いはず。今回は、赤ちゃんが生まれた月から名づけにつながったエピソードをご紹介します。

 

春の貴公子のように凛々しく!?

春貴(はるき)くん

単純な夫が、「3月に生まれるから春を入れよう! ハルって音も呼びやすいし!! ハルって呼びたい!」とドヤ顔で言ったんです。「君の頭の中が春だよ」とツッコミながら、違う名前を考えたのですが、しっくりこなくて……。結局、夫の一文字を受け継ぎ春貴と命名。私の親からは春の貴公子と言われています(笑)。

 

陰暦の7月「文月」からつけました

文人(ふみと)くん

7月は陰暦で文月といいます。「文」という字と「人」という字は、どちらも小学校1年生で習う基本中の基本の字なので、覚えやすく書きやすい。加えて、文に親しむ人になってほしい、武人よりも文人になってほしい、文明と文化に貢献できる人になってほしいという願いを込めました。

 

6月の雨が不安を取り除いてくれた!

麗音(れいん)ちゃん

7月に女の子を出産予定で、パパと夏らしい名前を考えていました。ところが6月の梅雨の時期に破水をしてしまい、急いで病院に。緊張と不安がいっぱいでパパと車に乗り病院に向かう車の中で聞く雨の音がやたらと不安を取り除いてくれたんです。(中略)

 

そんな雨の日に生まれ、パパも手術室の外で雨の音を聞きながら待っていたと聞き、2人で雨にちなんだ名前を考えることに。もともと使いたかった“麗”の字と、雨の音の音をとり“麗音”、読み方は“れいん”だと2人で意見が一致!

 

予定日が4月17日だったから

詩奈(しいな)ちゃん

「おめでとうございます。予定日は4月17日になります」。来年の4月に会える! しいな(417)ちゃんだーー。病院の会計待ちで、すぐに夫にメールしていました。

 

それから毎日おなかに「しいちゃん、しいちゃん」と呼びかけていたら、もう私の中でほかの名前が思いつかなくなっていました。(中略)実際は、予定帝王切開で4月6日がお誕生日になりましたが、詩奈です。男の子だったら、シロウくんだったかも(笑)。娘も気に入ってくれるといいなぁ。

 

5月の誕生石、「翡翠(ひすい)」にちなんで

翠遼(すばる)くん

5月に生まれたので、誕生石の翡翠と、大きなことを成し遂げる、寛大な心の持ち主になるという意味の遼で翠遼と名づけました。私の父が双子で名前に寛容の寛の字が入っているので、その意味も含めています。

 

お米の日にちなんで「米」の字を入れました

釉音(ゆうと)くん

8月18日、米の日に生まれた子なので、米の字を入れた「釉」を選びました。また私たち夫婦は、趣味の吹奏楽を通じて出会ったこともあり、音楽に関する字として「音」を。「釉音」には、環境次第で唯一無二の輝きを放ち、自分らしく自由な表現を大切にしてほしいという願いを込めました。

 

生まれ月にこだわった人、生まれた日にまでこだわった人など、いろいろありますね。子どもが大きくなったら、生まれた日の天気や風のにおい、空の色などとともに話してあげたいエピソードばかりです。(TEXT:樋口由夏)

 

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