記事サムネイル画像

義母「友人と会うから車出して♡」妊娠後期なのに送迎させられて、もう限界…思い切って断ると…え!?

今から数年前の話です。妊娠後期に入ったころ、義母から「車を出してほしい」と頻繁に連絡が来るようになりました。最初は買い物のついで程度でしたが、次第に通院や友人との約束の送迎まで頼まれるようになり……。体調がつらい日でも、断りきれずに運転する日々を送っていました。

この記事の監修者
監修者プロファイル

助産師関根直子

筑波大学卒業後、助産師・看護師・保健師免許取得。総合病院、不妊専門病院にて妊娠〜分娩、産後、新生児看護まで産婦人科領域に広く携わる。チャイルドボディセラピスト(ベビーマッサージ)資格あり。現在は産科医院、母子専門訪問看護ステーションにて、入院中だけでなく産後ケアや育児支援に従事。ベビーカレンダーでは、妊娠中や子育て期に寄り添い、分かりやすくためになる記事作りを心がけている。自身も姉妹の母として子育てに奮闘中。
新着記事が配信されたら、メールやプッシュ通知でお知らせ!

妊娠中に送迎を頼んでくる義母

するとある日、運転中におなかが張ってしまい、途中で車を停めて休憩する事態に。さすがにこれは危険だと感じ、夫に相談しました。しかし、「母さんは悪気ないし、頼られている証拠じゃない?」と軽くあしらわれてしまい、思わず涙が出たのを今でも覚えています。

 

その後、自分の体と赤ちゃんを守るため、義母にていねいに事情を説明し、これからは、送迎はお断りすると伝えました。最初は少し不満げで、事情を説明したのにそんな態度を取られるなんてと驚きましたが、次第にタクシーを使うなど自分で対処してくれるようになって一安心。

 

 

この経験を通して、妊娠中は自分の体調や気持ちをもっと大切にするべきだと学びました。遠慮せず、無理なことは無理と伝えることも大切だと実感。夫とも改めて話し合い、家族間でも気づかいと思いやりが必要だと思った出来事です。
 

◇ ◇ ◇

 

義母から送迎を頼まれることがなくなったようで、よかったです。こちらのママさんが実際に感じたように、妊娠中の運転はヒヤッとすることが発生する場合もあるので、注意が必要です。

 

基本的に妊娠経過が順調であれば、全期間を通して車の運転は可能ですが、妊娠中は反射神経が鈍ることもあるため、控えるのが安心です。特に、妊娠初期(妊娠15週ごろまで)はつわりなどで体調が不安定になりやすく、妊娠後期(妊娠28週以降)はおなかが大きくなることで動きが鈍くなったり、陣痛や破水が起きる可能性もあります。今回のようにおなかが張ることもあります。

 

一方で、妊娠中期(妊娠16週〜27週)は心身のバランスが安定しやすい時期とされ、ほかの時期に比べて運転がしやすい時期と言えます。しかし、妊娠中は注意力が低下したり、眠気や体調の変化が生じやすいことには変わりありません。

 

もし家族に送迎を頼まれた場合は、こちらのママさんのように妊娠中の運転のリスクをていねいに説明し、断れるとよいですね。無理をせず、体の声を大切にしながら家族と協力して乗り越えていくことが大切です。

 

著者:佐藤 佳奈/30代女性・会社員

2人の子どもと夫の4人暮らしのママ。最近の趣味は編み物をすること。

 

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年7月)

※AI生成画像を使用しています

 

ベビーカレンダー記事制作の取り組み
  • \ この記事にいいね!しよう /
    シェアする

    • コメントがありません

  • 気になる記事をまとめ読み

    人気連載

    新着連載

    連載完結

    もっと見る

    注目記事を探す

    人気記事ランキング

    アクセスランキング
    コメントランキング

    お得な無料キャンペーン

    ママトピの新着記事

  • PICKUP