あれから8年…妊娠7カ月で東日本大震災を経験して【ママの体験談】

2019/03/09 21:30
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8年前の3月11日に起こった、東日本大震災。そのとき妊娠7カ月で都内に住んでいたママが、当時のことを振り返ります。
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大地震のイメージ

 

2011年3月11日……忘れもしない、東日本大震災が起こった日です。そのときわたしは都内に住んでおり、妊娠7カ月でした。そのときの体験談をお話しします。

 

震度5強の地震

妊娠7カ月で、おなかも大きくなってきたころでした。自宅でのんびり過ごしていると、突然地震が。そしてその揺れはなかなかおさまらず、それどころかどんどん大きくなって揺れ続けます。思わず悲鳴を上げて、机の下に隠れたのを覚えています。

 

数分経ったあと揺れがおさまり、お隣さんが「大丈夫?」と訪ねてきてくれました。当時お隣さんも妊婦さんで、とても心強かったです。

 

夫が帰ってこない……

その後テレビをつけると、東北地方の悲惨な状況が目に飛び込んできました。さらに、原発の問題まで浮上。わたしの親は福島県に住んでいたのでとても心配になったのですが、電話がまったくつながりませんでした。

 

実家の両親とは近くの公衆電話を使って、夜中の11時ごろに話すことができ、無事が確認できました。夫は帰宅難民となってしまい夜になってもなかなか帰ってこず、帰って来られたのは結局夜中0時ごろでした。


スーパーが空っぽに……

その後、近くのスーパでは食品やティッシュなどを買い溜めしようとする人で溢れており、レジも長蛇の列。陳列棚はほぼ空っぽの状態。コンビニも同様でした。妊婦のわたしはその中に並ぶ気力もなく、買い物は諦め、自宅にある食材でなんとかやり過ごしていました。

 

友人が「もし本当になかったらうちのお米あげるよ!」と連絡をくれたりして、心強かったのを覚えています。


里帰り出産をどうするか?

実家が福島県で、里帰り出産予定だったわたし。しかしその後震災の影響で、里帰りできるのか? するべきか? という問題にも直面しました。 ギリギリまで悩んだ結果、わたしの実家は太平洋側からは遠く危険性は少ないこと、初めての出産なので両親にいてもらったほうが安心だということで、里帰りすることに決めました。

 

自然災害が起こると、赤ちゃん連れや妊婦さんは本当に困ります。防災グッズや食品のストックを揃えておくのはもちろんのこと、家族で「緊急時はどうするか」というのを定期的に話しあっておいたほうがいいなと感じました。

 

 

現在では、水を使ったり温めたりしなくてもよい日持ちする食品(缶詰やレトルト食品)を家族5人×1食分ずつは常備しておいたり、子どもの着替えやおむつを最低限の枚数でリュック内にまとめておいたり、車のガソリンはこまめに入れて満タンにしておいたりと、できる限りの対策を心がけています。

 

著者

ライター 岩崎未来


三児(女・女・男)の母。出版社・編集プロダクションの勤務を経たのち、第一子出産を機にフリーランスに。現在は会社役員という肩書きを持ちながらも、ライター・編集者としても活動中。



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