リラックスできる空間に仕上げた寝室
私はインテリアの仕事をしていたこともあり、寝室にはこだわって自分好みに仕上げています。デスクやベッド、ソファ、カーテン、クッション、どれも小ぶりですが、間接照明やアロマを取り入れて、本当にリラックスできる空間です。
観葉植物もたくさん置いていて、水やりは少し大変ですが、新しい葉が出るたびに気分が上がります。
突然、異臭が漂い始めて
ある晩、軽い運動とヨガを終え、スキンケアをしていると、どこからともなく説明のつかない異臭が漂ってきました。最初は観葉植物の水が原因かと思い、水栽培のものだけ水をすべて替えましたが、においは消えません。「こんなにキレイにしているのに、一体何のにおいなの?」と、眠気も手伝って少しいら立ちを感じ始めました。
必要なものだけに囲まれた空間なので、原因を探すにも限界があります。仕方なく、整頓してある引き出しやクローゼットを開けてみたり、ソファやベッドもチェックしましたが、異常は見当たりません。途方に暮れて床に座り込んだそのとき、ふと異臭が近くに感じられました。
観葉植物が教えてくれたこと
目をやると、そこにあったのは大切に育てている観葉植物の鉢。「さっき水は替えたし」と、土の上を見ると、枯れ葉が1枚落ちていました。毎日ではないものの、枯れた葉はこまめに取っていたつもりでしたが、見落としていたようです。
しかもその葉は、ぷっくりとした肉厚のペペロミア・オブツシフォリア。異臭の原因が「オブツ」という名前がついた観葉植物だったなんて、こんな形で笑わされるとは思いませんでした。
まとめ
自分ではきれいにしているつもりでも、植物と共に暮らすのはやっぱり難しいものですね。植物はウソをつかない生き物。静かに、でもたしかに、私に「もっと気を配って」と教えてくれている気がしました。その肉厚な葉に宿る生命力を感じながら、また1つ、植物との暮らしの奥深さを知った夜でした。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
著者:米田リリ/50代女性・派遣社員
イラスト/きびのあやとら
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年7月)
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