初めての子育てで毎日子どもとべったり過ごしていると、自分だけの時間がまったくなく、知らず知らずのうちにストレスが溜まっていました。子どものことは無条件にかわいいと思いながらも、どうしてもイライラしてしまうことがありました。
私の育児をラクにしたのは、自分のためのプチ時間を持つことでした。どんなことをおこなったか、その内容をお伝えします。
その1.ひとりお風呂タイム
子どもが生まれてから、ひとりでゆっくりお風呂に入る時間がありませんでした。そこで、夫に子どもを見てもらってひとりでお風呂に入る時間を設けてみたのですが、これがとても良かったのです! 週に1度のたった20分くらいの時間ですが、自分のためだけに使えるお風呂タイムはとてもリラックスでき、リフレッシュにもなります。
子どもが1歳を過ぎたころには、一緒に入ってもある程度ゆっくりお風呂タイムを満喫できるようになりました。しかし、ひとりお風呂タイムはその後もずっと続けさせてもらっています。
その2.ひとり趣味タイム
私のひとり趣味タイムは、読書です。子どもが寝ている時間はとても貴重で、今のうちに家事を済ませておかなくては!と思っていましたが、そのうちの数分~十数分を自分の趣味にあてると、驚くほど充実した1日になることがわかりました。
じっくり読書するのもいいですが、短い時間に少しずつ読んでいくのもメリハリがあってなかなかいいものです。1カ月で文庫本1冊を目標に、無理せず気楽に楽しんでいます。
その3.自宅で“ながらカラオケ”
わが家の場合、誰かに子どもを預けてひとりで外出できない状況だったため、出産前までのストレス発散法だったカラオケにもずいぶん行けていませんでした。そこでやってみたのが、スマホアプリを使って自宅で“ながらカラオケ”をすることです。
カラオケ屋さんほど大きな声を出すことはできませんが、抱っこで子どもを寝かしつけながら子守歌代わりに歌ってみたり、家事をしながら歌ってみたり、採点もできて大満足! 予想以上にストレス発散になりました。
子どもとの時間はかけがえのないものですが、自分の時間が持てなかったことで知らず知らずのうちに心に余裕がなくなっていました。ほんの少しですが、自分のための時間があること、自分の心を穏やかにできる時間があることは、子育てするうえでも大切なんだということに気付きました。
著者:長濱 ともこ
一女の母。妊娠・出産を機に保育や児童教育を勉強。現在第二子妊娠に向けて妊活中。育児や子どもの成長、二人目妊活に関する体験談を執筆中。