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「素人さんね」と見下された私。班長に抜擢された私がやってのけた大逆転劇【体験談】

毎年恒例の町内会イベント。その年は私が班長をまかされることになりました。人前に出るのが得意ではない私にとって、かなりのプレッシャーでした。

経験値が浅い私だけれど

そもそも、周囲の常連メンバーたちと比べても経験が浅く、「私で大丈夫なのか」と不安な気持ちがずっとありました。そんななか、準備が始まったある日、ひとりのベテランの女性Aさんが、半ば冗談のように「今回は素人さんね。まあ、何とかなるといいけど」と笑いながら言われました。

 

その言葉にさすがに胸の奥がモヤッとしましたが、言い返しても仕方がないと、自分の役割に集中することにしました。

 

お褒めの言葉をもらって

イベントまでの数週間、私は予算の管理から当日の進行スケジュール、天候不良時の代替案までこまかく準備を進めました。慣れない作業に戸惑いながらも、一つひとつ確実に進めていきました。

 

そして迎えた当日。天気にも恵まれ、大きなトラブルもなく無事にイベントを終えることができました。終了後、参加者の方々から「段取りがよかった」「こんなにスムーズな年は初めて」と声をかけてもらい、その言葉に心がじんわりとあたたかくなりました。

 

 

自信につながった出来事に

イベントが終わって後片付けをしていると、あのAさんが私のところに来て、「最初に見くびってごめんなさい」と言いました。私はただ、「準備って大事ですね」と笑って返しました。その瞬間、自分のやり方が間違っていなかったと、ようやく少しだけ胸を張ることができた気がします。

 

静かに努力を積み重ねてきたことが、自然にかたちになり、人に伝わったと思いました。言葉ではなく行動で伝えることの意味を、今回の経験を通じて実感しました。

 

まとめ

自分のやり方を信じて進めたことで、思った以上に心が軽くなりました。少しずつですが、自信もついてきた気がしています。

 

 

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

 

著者:伊藤和美/50代女性・パート。

 

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年7月)

 

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シニアカレンダー編集部

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