電車に乗っていたら…
20代のころの出来事です。夏のある日、電車に乗っているときに、体内から「ドロッ」と経血が出てくるような感覚がありました。その日は白いシャツにベージュ色のズボンをはいていたのですが、周りにバレないように壁際まで移動し、こっそりと自分の姿を確認すると、ズボンのおしり部分には経血のシミがついており、白いシャツにまで経血がついていました。
生理予定日はまだ数日ほど先だったのですが、タイミングの悪いことに、電車に乗っているときに前倒しで生理が始まってしまったようです。暑い時期だったので、経血漏れを隠せるような上着も持っておらず……。仕方なくそのまま電車に乗り続けるしかなかったのですが、本当に恥ずかしい思いをしました。
最寄り駅で電車を降りたあとはすぐに女子トイレに駆け込み、洗面台でTシャツだけ洗うことに。びしょびしょのTシャツを着て家まで帰りました。今でも忘れられない、生理の苦い思い出です。
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「電車に乗っているときに生理がきてしまった」というのは、なかなかにピンチな状況ですよね。まだしばらく電車から降りられない状況なら、どうすることもできずに「早く着いてくれ!」と願うしかなさそうです……。
著者:五十嵐さつき/女性・主婦
イラスト:うにゃ
監修:助産師 松田玲子
医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、ベビーカレンダー、ムーンカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています
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